Kの向くままにおススメ映画『麻雀放浪記』短文紹介
【麻雀好き必見の映画】
人生を麻雀に例えるギャンブル好きは多いけれど、そういう人たちの映画。原作は雀聖 阿佐田哲也だから、麻雀好きな人は観るべきでしょう。
燕返しからの連続地和とか、お約束の九蓮宝燈和了死などラストバトルの《静か》な盛り上がりは流石!
何故《静か》かというとこの映画、BGMがないんですよ。あるのは打牌音と緊張感。音楽なしというのは感情表現をチープにしない為の非常に効果的な方法だと感じました。但し、名優の名演技が絶対条件ですけどね。
名演と言えば、加賀まりこの「ローン! 満貫!!」も個人的名場面。
しかしながら、麻雀映画というより人間ドラマ主体なのでルール知らない人でも充分楽しめると思います。
全体としては、麻雀で勝って「やったぜ!」という単純爽快ストーリーではなく、むしろ「ギャンブルで勝ち続ける人は人間性を失う」というメッセージ。
流石、雀聖の名言。悟りの境地だ。
チョットした遊びとしては刺激的だけど、生活や人生賭けるのはやっぱイカンよね。荒むよ。程々に楽しみましょう。
出目徳は糖尿病でインスリン打ってるのかと思ってたけど…ヒロポンだったのね。。そりゃ刺激的だけど荒むってば。。。