Kの向くままにおススメ映画『人間蒸発』ネタバレあらすじ感想日記
こんにちは。実感を大切にするKです。今回は『人間蒸発』。一言で表すと「実感≠真実 を証明するドキュメンタリー映画」です。
こんな人におススメ
要注意点まとめ
こんな映画です
特典映像の監督インタビューより。
?え?、何、どういう事?
何?この間は。
いや、ここ笑いじゃないでしょ?
もう少し詳しく
突然失踪した大島裁。その婚約者であった早川佳江に俳優の露口茂ら撮影スタッフが同伴し、大島失踪の謎を追うドキュメンタリー…を観ていたはずだが……そうか…そういう事か。
という訳で、改めてネタバレあらすじを書き直すと、、
撮影スタッフによる執念の調査により、妹(佳江)の婚約者(大島)と肉体関係ができてしまった姉がその事実を隠蔽する為、大島を毒殺し死体を始末した事が判明するのでした。
……監督、こんな感じで良いですか?多分監督にとってはストーリーなどどうでも良いのでしょう。
観た後はこんな気分になりました
監督が表現したい事は恐らくこういう事だとKは感じました。
真実と虚構、その境目はどこか?また、そのちょうど境目辺りに人間の実感という物があってそれはどちらにも傾く。実感は後に消される事も足される事もあるから人間の記憶なんて真実を求める時には当てにならないのです。
それでこの映画、どこまでが真実なのか。騙されてるのは何となしに判ったけど、どこが騙されてるのか判らん…。
ただ一つ言えるのは、大島はどうなったのかとか犯人は誰かとか、そういう映画ではないという事ですね。
心に残ったセリフ
怖いくらいに的を得ている…。捜索が行き詰まる後半、霊媒師やイタコとかいよいよ神頼みになりますが、これはもう調査とは言えないですね…。
しかし、この映画の禍々しさを倍増させる呪術的な重要場面。姉にしたら酷過ぎる名誉毀損ですが……ノンフィクションなら許されないでしょう。
そもそも大島の失踪からしてフィクション?
そして出演者全員、本当に大島や佳江の記憶を自然に語っているようにみえるし演技とは思えないなぁ…。姉妹もおトト屋さんのお兄ちゃんも親戚のおじちゃんおばちゃんとか会社の人とか大島の母とか、あれ演技なの?誰なの? …それがKの実感。
完全に監督の術中に嵌ってしまいましたが…、演技を見抜く力を自負している人は是非どーぞ。そしてKに真相を教えてください。
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