Kの向くままにおススメ映画『メルシィ!人生』短文紹介
【ゴム製品工場の経理部で働く中年男の映画】
原題の日本語訳は『クローゼット』。意味が解らない人もいると思うので簡単に説明すると、、『クローゼット』とはLGBTQIAを隠している人たちの事。カミングアウトの反対の状態です。邦題は、、作品の意図があまり伝わらないので良くないと思いました。。ではここから短文紹介です。
真面目だが冴えない中年男ピニョンはリストラ宣告を受ける。
2年前に離婚し、息子にはバカにされ、何も良い事がないピニョンは飛び降り自殺を図ろうとするが、隣人に説得される。
ベロンの思惑通りLGBT団体からの糾弾を恐れた会社側はリストラを撤回、息子にも興味を持たれ全てが好転していきます。
会社が団体の反発をそこまで恐れる理由は言わずもがな主力がゴム製品だから。
自殺にまで追い込まれた人間もあるきっかけで全てが上手くいく。
逆もまた然りかな、と思うと怖いですけど。
重苦しい展開はなく、上映時間も良心的。
経理部のコケティッシュなドジっ娘がかなり良いキャラでした。
ハッピーな映画を観たい人にはとりあえずおススメできますよ。
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