Kの向くままにおススメ映画『裸の銃を持つ男』短文紹介

【カナダ勲章に恥じないおバカ映画】　

刑事ドラマ。TVシリーズ『フライング コップ』の続編的映画作品。
Kの敬愛するレスリー ニールセン💗扮するフランク ドレビン警部。

邦題からも判る通り、他作品のオマージュが無理矢理ねじ込まれています。卑猥な映画と勘違いする人もいるようですが、違います。銃を持たずともある意味既に人間凶器的なフランク ドレビン警部が見事(？)事件を解決するお話です。

ストーリーは、、
フランクの相棒警官(OJ)瀕死の重傷 ⇒ 捜査 ⇒ 敵役の秘書との恋愛 ⇒ エンゼルスvs.マリナーズ戦…
面白いけど、とりとめがない。。こういう事なら『フライング コップ』のように25分ショートストーリーの方が合ってるのかも。
でもね、それでもエンターテイメントとしては25分、ではなく十二分です。メッセージは感じませんが、スポーツ観戦のようにビール片手に楽しみましょう。

DVD特典メニューの監督らのコメンタリーも秀逸。

「OJだ。」
「隠し撮り？映画？」
「さあ、どっちかな。(笑) みんなが聞くんだ。」
「(笑)」
「(笑)」
「映画だよ。(笑)」
「OJはいい演技だ。(笑)」

映画冒頭でOJが潜入捜査をしている暗闇の場面を観ながらの制作陣コメント。
時系列としては、クランクアップ ⇒ OJシンプソン事件 ⇒ コメンタリー収録
色んな意味でかなりブラックで苦笑な解説です。

…アレ？何が面白いか分からない？…そういう人には本作のようなシュールコメディは合わないかも。。

制作サイドのセンスは言わずもがな、レスリー ニールセンの魅力が最重要。カナダ勲章は伊達じゃないぞ！！あんな格好いいオジサンになりたいです。

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