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会社員からフリーランスへ 「失敗」しないために決定的に大切なこと
みなさんこんにちは、ケイです。
みなさんDTMしてますか?
私は50代で大企業の開発部長職をやめ、趣味のDTM(パソコンを使った音楽制作)でフリーランスになってしまった人です。
そして思いつきでフリーランスになったわけではなく、かなり周到な準備をしたおかげで現在は生活が軌道に乗り、自分の準備は間違いではなかったと確信を持って日々を送っています。
今回はその準備のなかで僕が考えたこと、攻めと守りその両面のうち、「守り」の話をしてみようと思います。
この記事は前回の
「会社員からフリーランスへ 「成功」するために決定的に大切なこと」
の続きとしてお読みになることをお勧めします。
さぁ、自分が大好きで食べなくても寝なくても楽しいことがあり、5,000人のSNSフォロワーを獲得し、会社の名前やコネを使わずに好きな事で月に5万円稼ぐことができたあなたはフリーランスに向いているかもしれません。でも、それだけではフリーランスにチャレンジできるセルフ試験に「半分合格」でしかないと思うんです。なぜなら、、、
ある意味攻めより守りの方が重要だから
です。守りがしっかりしていないとビジネスが順調でも生活が破綻してしまうことだってありますよね。
スモール起業、ローコスト生活を始める
起業は自宅でやりましょう。見栄を張って事務所を借りたりしたらダメだと思うんです。家賃も電気代もネット代も、拠点が増えれば固定費が増えるだけです。自宅の一室で起業するスモール起業、フリーランスはその一択だと思うんですよ。
そしてできれば、全ての借金は完済し、身軽になっておきましょう。私のような50代なら退職金で住宅ローンが返せ、子育てがひと段落していれば完璧です。若い方で賃貸なら、より賃貸料の安い郊外に借り直すのもいいかもしれません。ネット起業であれば働く場所は関係ないのですから。
そのほかの生活費も徹底的に見直し、ローコスト生活を実現しましょう。
余計なサブスクや契約プランの見直し、格安スマホへの乗り換え、手数料の高い都市銀行・地銀からネット銀行への移行などなど、、、
そしてコンビニ・外食禁止の100%自炊生活を始めよう
保険だって自動車保険と火災保険以外は解約検討の対象だと思います。例えば国民健康保険や高額医療費補助制度がある日本で、その医療保険は本当に必要か、一度真剣に計算してみましょう。
そして私の場合は徹底的に「楽天経済圏」に固定費関連サービスの契約を集中しました。ポイ活ってやつですね。銀行引き落としにしていたものを楽天カード払いにするだけでも楽天ポイントがたまります。
そのおかげで僕はフリーランスになってから、、、
お米とお茶などは全てポイントで支払っています、実質タダです!
僕の場合は住宅ローンその他の借金は退職金ですべて完済し、生命保険は入っていなかったですが医療保険は解約しました。
自宅起業ですから家賃ゼロ、経費と言えば光回線とZoomやオンラインレッスンシステムの課金程度しかありません。
起業直後は誰でも売り上げは少ないので、利益を上げるためには経費を減らす努力が欠かせないと思うんです。そして、、、
事業内容がDTMですからDTM機材やソフトの購入は経費で落とせます!
大好きなDTM機材やソフトを買うと節税になるなんて最高すぎると思いませんか!
一年分の生活資金を確保しておく
用意周到に準備した新ビジネスも、初月からいきなり売り上げが上がることはまずないと思って良いです。副業時代に5万円稼げたって翌月は売り上げが1/3なんてことはよくあります。半年間無収入くらいの覚悟はいるのではないでしょうか?
ちなみに僕は副業収入ゼロから始めて2ヶ月で月5万円を稼ぐことができたので独立を決意しました。そして独立から貯金の取り崩しをしなくて良い月収を得られるまで4ヶ月かかりました。だから、、、
フリーランス起業の命綱、当面の生活資金の確保が重要
だということに疑いの余地はないでしょう。
よく言われているのは、半年分の生活費を確保しましょうというものですが、それではぎりぎりすぎるというのが私の考えです。
私なら1年分とアドバイスします。なぜなら、半年後にゼロになる銀行の通帳と睨めっこしながらのフリーランス生活では心穏やかに暮らせません。
そんな心理状態だと、、、
焦って、取ってはいけない仕事を取ってしまう!
これをやると貧乏暇なしになります。正しい経営判断をするためには心の余裕が欠かせません。
そもそも、やりたくない仕事をやらなくても良い自由、を求めてフリーランスになったりするわけですよね、生活のためにそれをやるのは本末転倒だと思います。
学ぶ姿勢を持ち、自分の頭で考えて行動する
結局フリーランスがいいか会社員がいいかなんて誰にも決められません。なぜならそれは人によるから。だから、、、
それは最後、自分で判断し、決断するしかない
起業の形は十人十色、他人と同じやり方をコピーしても成功しません。あなたのビジネスとあなたが参考にしたいビジネスとは大きく形が違うからです。
だからこそ自ら学ぶ姿勢は絶対に欠かせません。自分のビジネスの形は自分で考えるしかないんです。お気づきと思いますが、、、
そう、フリーランスというのは孤独なものなのです
そしてその孤独に不安を感じて他人に頼ろうとすると変なセミナーや高額な情報商材に引っかかったりするので注意してくださいね。
人の意見やアドバイスを聞くことは大切ですが、最後は自分で学び、自分で考え、自分で責任を取る覚悟を決めて決断する、それ以外に道はないと思います。
はい、いかがでしたでしょうか?
前回の記事と併せて、会社員でフリーランス化を考えている方の参考になれば嬉しいです。