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2016年11月の記事一覧
『この世界の片隅に』感想 ※ネタバレあり。
すずさんが、生きる映画。
『この世界の片隅に』観てきました。
ものすごいテンポの良さで圧倒的な情報量とキャラクターの生活や感情と生活の素晴らしさと戦争の最中にいる国、を描ききった素晴らしい傑作でした。
台詞の一つ一つ思い出そうとしたり、心に響いたシーンを思い出す度に涙が出てきてしまうので、まだきちんと言葉にまとめられません。
とにかくスクリーンで観て、としか。
テンポの良い映画
『無垢の祈り』感想 ※ネタバレあり。
虐待されている少女が祈りを捧げる映画。
と、書かれた時点で「うわーそんな辛そうな映画は観たくない。勘弁」と思った人は絶対に観ない方が良いです。
そのくらいこの映画は力を持っている。
観た人の頭をゴルフクラブをフルスイングして叩き割りにくるような作品だ。
凄いとしか言いようがない。
主人公であるフミ(名演技)が常にふてくされたような表情でボサボサに伸びた髪から力強い死んだような目(どんなだ、矛
『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』感想 ※ネタバレあり。
僕と契約したから魔法少女になったね! て映画。
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語を立川シネマシティで観てきました。
いやー面白かった。つらつらと感想などを書いていこうと思いますー。
ネタバレ全てしていますので未見の方はすみやかにお戻り下さいませ。
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魔法少女まどか☆マギカの存在を知ったのは放送開始のだいぶ前で、虚淵さんに自分の書いたお芝居を観に
『手紙は憶えている』感想 ※ネタバレあり。
認知症の老人がプルプル震えながらナチに復讐しに行く映画。
こう書くとおもしろアクションコメディ映画のようだが、ようだが、ってわざとそういう風に書いたから当たり前なんですが、実はそんなことはなく、アトム・エゴヤン監督の丁寧で可笑しい演出描写が緩やかに流れる静かな映画。
結構何書いてもネタバレになってしまうので、できれば観てから読んでください。
主人公のゼヴは、アウシュヴィッツの生き残りである。