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シルクピン拾いを作る

服のパターンを作成するときには必ず試作する(トワルを組む)のですが、パーツは縫うのではなくピンで組んでいきます。その時に使うシルクピンがこちら。

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仕事場の床はカーペットなので、この細いシルクピンをうっかり落とすと、探し当てるのが大変です。
試しに、探してみてください。ここに1本落ちてます。わかります?

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あるとき、マグネット式の針山を床に落として、たくさんの針が散らばってしまいました。ため息をつきながら、ふと床に針山をかざしたら、あっという間に針を拾えました。そのときに思いつきました。マグネットのシルクピン拾いを作ればいいんじゃない?

そこで、ホームセンターで、お風呂の壁や天井に届く「伸縮式バスクリーナー」を買ってきて、マグネット仕様にリフォームすることにしました。
材料は、伸縮するバスクリーナー、マグネットシート、バルサ材、面ファスナー。

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まず、バスクリーナーについているスポンジの型をとり、バルサ材を型のとおりにカットします。切断面が滑らかでなかったので、端切れで包みました。

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端切れには面ファスナー(凹)を縫い付けて、本体に取り付けられるようにしました。

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もう一方の面にマグネットシートを接着して、本体に取り付ければ完成です。

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こんなふうに針を拾うことができます。

これで針を落としても、ため息は出なくなりました。

伸縮性のあるものを選んで、掃除機のように立ったまま使えるようにしたのが大切なポイントです。

小さなストレスを解消できる、小さなDIY、楽しいですね。


2021.10.21 綿テープを面ファスナーに訂正しました。寝ぼけてました....。

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