開発記録#2「コウの誕生秘話とその他」
無計画インディゲーム開発日記その2。
今回は2021年3月~2021年6月初旬あたりのことをまとめていきたいと思います。
前回の記事は下記からお読みいただけますので、まだ読んでないよ、という方はこちらを先にどうぞお読みください。
↓↓私が制作しているゲームは下記のURLからデモ版がプレイできます!
コウの誕生について
黒猫のコウは、元々プレイヤーの分身となるキャラで、猫ではなく人間の姿をしていました。
現在のコウは女の子ですが、匿名性を保つために、シンプルだけどどちらとも取れる名前に設定していました。
ゲーム開始時のコウは、言葉があまりしゃべれない設定がありました。
獣人族たちとボードゲームで遊んでいくうちに、少しずつコウは言葉を覚えていき、最後の戦いで武力ではなく、これまで仲間たちから教わった言葉で敵を説得する、という構想がありました。
この構想が崩れたのは、英語翻訳時の対応が難しそうだと感じたのと、コウの設定が大幅に変更されたからです。
こちらのロゴをご覧ください。
猫がいますね。
こちらは初期に友人に作ってもらった仮ロゴなのですが、私があまりにもふわっとした内容しか伝えていなかったせいか、物語に登場する予定のない猫がロゴに登場していたのです(背景は当時未作成でした)。
私「えっっ。知らない猫がロゴにいる!?」
友「可愛いと思って、つい。どうせタイトルも仮なんだし、書き直せばいいじゃん」
こんなやりとりこそありましたが、猫のインパクトが強すぎて、ノノはこのまま猫をお話にねじ込むことにしました。
これがきっかけでプレイヤーの分身となるキャラだったはずのコウは、話を突き詰めていくうちに、彼女は全く別のキャラに変貌したのでした。
この頃からフィトもコウの相棒役として準主役級の扱いを受けるようになりました。
2021年3月頃
各タイルの情報の取得や、カーソル移動。
一件簡単なプログラミングでも、初心者の私にとっては色々学ぶことが多い月でした。
2月末からバグの嵐に苦しめられ、
矢印の向きに苦しめられ、
表示していなかった攻撃範囲を、自分なりに考えて実装してみたりしました。
今でこそもっと軽量化して、綺麗なコードが書けそうですが、当時の私にはこれが精いっぱいだったのです。
2021年4月~6月初旬
ほぼ1か月近くキャラクターのイラストを制作続けていたようです。
全身イラスト、て恐ろしいほど時間がかかるんですよ……。
半分ほどのキャラは、何かしらの理由で書き直したりしていたりします。
一番変更があったのは、小夜子ですね。
海のお姫様、というイメージからどんどんズレて、今の形になりました。
そして、6月初旬にはプレイアブルキャラクターたちの3Dモデルがおおよそ出そろいました。
既存のキャラも修正が入りまして、ビフォー
そしてアフター
一番変化が大きいのがプルルですね。
お顔周りがほぼ一新されてます。
他のキャラたちも目が大きくなって、より愛らしくなりました。
個人開発していると、ビジュアル面が疎かになりがちですが、ビジュアルはまだプレイしていない人たちへの信用に直結すると考えていたため、できる範囲でこだわり続けました。
そんなわけで、私の1か月ちょいは、ビジュアルで全て溶かしてしまったわけです。
次回へ続く
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