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富山ひとり旅④
日曜日。最終日。
起きたらねねさんがいらっしゃる生活、最高。それも今日で終わりだぁ…。
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3日目
-春の四重奏(三重奏)
-世界遺産 五箇山 相倉合掌造り集落
-富山市ガラス美術館
-沖漬け、日本酒(勝駒)、幻魚(げんげ)、昆布締めの刺身in富山駅
-新幹線で帰る
夜遅い時間の新幹線をとっているので今日もガッツリ観光するつもり。
最初は黒部ダムに行こうかと思ったけど、流石にやめた。旅行3日目の疲れた身体には遠すぎる…。とりあえず朝の散歩をしながら考える。
民宿の目の前は、一面チューリップ。朝日町は春の四重奏が見られる。シーズンは過ぎていたので、人はまばら。それでもかなり綺麗だった。曇りだったから、立山連峰はあまり見えなかったけれど、都会とは違って景色を遮る建物がなく、開放感がすごい。
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その向こうには立山連峰(見えない)
朝食は民宿でごはんやお味噌汁などを用意してくれていたので、それをセルフでいただく。本当はもっとゆっくり民宿で過ごしたかったけど、予定を詰め込みがちな性格のせいであんまりゆっくりできず…。でも、適度にほっといてくれる距離感で、とても快適な滞在だった。家主さんは山菜とりにお出かけ中で直接お礼を言えなかったけど、本当に楽しかった。また来たい。次回はゆっくりしたい。誰かと一緒でもいいかもしれない。
朝食を済ませて、泊駅に向かう。駅までは徒歩1時間くらい。1時間は十分徒歩圏内だと思っているので全然苦痛ではなかったけど、道中、電車の時間が迫っていることに気づき、スーツケースを引きながら爆走したのは今となってはいい思い出。滑り込みセーフで間に合った。富山駅に向かって出発。
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電車内からは立山連峰を眺めることができる。ご覧の通りの曇り空だったのであまり鮮明に見ることができなかったけど、何度見ても息を呑む美しさだった。かっこいい。
富山駅に着いたら、再びカーシェアで車を借りる。昨日友人に「五箇山」の話を聞いていたので、今日の目的地はそこにしよう。富山駅から車で1時間少々。高速道路も使用。
五箇山は合掌造りの建物が29棟あり、白川郷より小規模な合掌造りの集落。タイムスリップしたような気持ちになる。小雨だったからか、人は少なめだった。雨の日はどこも空いてるから、雨はわりと好きだ。
この時代の人はどうやって生活してたのか?どんな人だったのか?周りとの連絡はどうやっていたんだろう、とか色々思いを馳せながら見る。自分と同じ人間が、何百年も前にここで確かに生活を営んでいたんだ、と思うとなんだか感慨深い。
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あちこちがこんな風景。五箇山を隅々まで観光し、富山市内に戻る。この時点でまだ新幹線までだいぶ時間があったので、富山市ガラス美術館に行くことに。ここにはなんと図書館も併設されており、勉強をする学生や新聞を読む大人など、様々な人が各々の時間を過ごしていた。
企画展と常設展があり、一通り見た。一部、撮影禁止ゾーンもある。ガラスは、透明でありながら重厚感がある。落としたら割れるけど、化学変化に強い。相反する特徴を持ち合わせているところが好き。
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うーん、これでもまだまだ時間がある。ということで市内にある富山城址公園へ行ってみることに。美術館などの営業時間の定めがある観光地を優先的に回るのが、個人的なセオリー。なのでここは後回しにしていた。公園は24時間営業。
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公園には庭園もあり、一回りするとだいぶいい時間になってきた。そろそろお腹が空く。というわけで、友人おすすめの「勝駒」という日本酒が置いている居酒屋を探す。んだけど、日曜の夜だからか、お休みの居酒屋さんが多い。1時間くらい彷徨い歩き、諦めて富山駅の中の居酒屋さんへ。
勝駒は次回かなあ…と思ったのも束の間、なんと!あるやんか!勝駒!迷わず頼みました。しかも錫のぐいのみに入れてくれる。冷たい美味しい癒される。おつまみも頼み、最高の旅の締めくくり。
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お酒に強くないので1杯でだいぶ酔った。よし帰ろう。
行きは高速バスだったけど、帰りは新幹線にして大正解。
車窓から真っ暗な外を見つつ、3日間の色々なことを思い出した。こういう旅をすると、自分はどこまでも自由だってことを思い出す。富山、また絶対に来る。
そんな素敵な一人旅だった。
今度は青森と佐渡にも行きたい。あとね、台湾も。