未来は「国にも企業にも」頼らない
先日、ご紹介したサービスを利用し始めてから
世界のニュースがピックアップされて毎日届きます💓
日本だけの情報では、
視野がつくづく狭かったと考えさせられます。
私自身、経済誌を移動中に読むことがほとんどなので日本の情報も全て網羅しているわけではありませんが
日本の情報では
今の生活やこれからの生活、企業の行方、新しいリノベーションビジネス等に着目されている事が多く
環境への問題について
取り上げられる事が少ないのではないか?
そこから、何かヒントがあるのではないか?と
私自身興味津々なので共有します🥰
新しい「あたりまえ」
「私たちには、安全な未来を守る権利がある」。スウェーデン人の環境活動家グレタ・トゥーンべリさんの訴えは、世界各地の人々の共感を呼びました。
とくに、森林面積が40%以上を占め、パリ、ローマなどの大都市のすぐ近くに、牛や羊が放牧されるのどかな自然の風景が広がるような欧州においては、自然はごく身近で特別な存在です。
だからこそ、近年世界各地を襲う異常気象や自然災害は、欧州の人々に、しのび寄る“自然の終焉”への真剣な脅威を感じさせ、各地で大勢の人々がグローバル気候マーチに参加するきっかけとなりました。
「リバウンド」防止
しかし、コロナ危機は思いがけないかたちで、環境活動家たちに“ユートピア”をもたらしました。ロックダウンが世界各地で実施されていた今年の春、空を見上げても飛行機の姿は見当たらず、街からはクルマが激減しました。さらに街中の店舗のシャッターが閉じられ、工場やオフィスの電気も消え、賑やかだった都市は閑散としたゴーストタウンと化しました。
この影響は、実際に数字にも表れています。4月初旬の1日のCO2(二酸化炭素)排出量は前年比で17%減少したといわれています。IEA(国際エネルギー機関)も、今年のエネルギー関連のCO2総排出量が前年に比べ、8%減少すると推計しています。
しかし、世界各地でロックダウンが解除されたことにより、CO2排出量が増加し始めています。せっかく達成したCO2排出量の大幅減を一時的な現象で終わらせず、今後、「長期間」続かせることが重要です。
変わる「足」
こうしたグリーン化のなかで、欧州の街の風景にも変化が訪れようとしています。新型コロナ対策や健康への意識も高まり、自転車の利用が人気を増しているのです(7/30配信ニュースレター・世界が今、熱狂する「e-bike」参照)。
フランスのパリでは、ロックダウンが解除された5月以降、自転車利用者が50%以上急増しているといいます。ロックダウン解除後にパリ中心部を貫くリボリ通りを訪れると、それまで許されていた自家用車の通行が禁止となり、“自転車天国”と化していました。
同様に、ドイツやイギリス、ベルギーなどでも自転車利用者が増えたといわれています。また、ミラノでも今後、中心地を含む約35㎞の自転車道・歩道を拡張すると発表されています。
こうした政策の先駆者と言われるのが、オランダの北部の都市、フローニンゲン。1970年代に、自転車道の整備が進められて以来、市民の3分の2が自転車通勤をしています。それ以降、環境改善を目指す他の都市のモデルと称されています
一部抜粋