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最上志向の筋トレ読書

最上志向の筋トレ読書

アマゾンで7000円もするのでびっくりしましたね。

要するに、この方は長州藩を幕末に立て直した人。

抵抗勢力に命を狙われてもやり抜き、借金を全部返してしまいます。

命狙われたらビビるでしょう?真似できないわぁ。

この人、幼い頃は毎日勉強に行くのに、萩の城下まで片道20kmを朝4時起きで往復8時間歩くという生活。

父親も城に上がるので、毎日が親子の勉強タイム。
今の親子にはない濃密な時間だったとも言えます。

徐々に頭角をあらわし、江戸にも上り、松平定信や佐藤一斎という時のキーパーソンから薫陶も授かったのも後々大きい。

長州藩の活躍の地ならしをはじめます。

10代の吉田寅次郎(後の松蔭)とも出会い言葉を交わし、越前松平春嶽のもとで活躍し坂本龍馬にも影響を与えた若き横井小楠も熊本から清風に会いに来ています。

長州藩は人材登用で、非常に柔軟な気風で有名なのですが、清風により一層強まり、高杉晋作の奇兵隊で幕府を打ち破る礎を築きます。

そして吉田寅次郎がペリー来航でアメリカに密航しようと失敗し、江戸小伝馬町の獄に繋がれる。

それを藩主と清風は様々なルートから圧力をかけて、寅次郎を長州に戻す事に成功。

これがなければ、松下村塾も無くなり、長州及び日本の歴史は大きく変わっていたのは明らかです。

以上、江戸時代を眺めていると、とんでもなくスゴい人がいたりしてとても興味深い。

時代は変われど、意識は変わるものではありません。皆さんにも知っていただき、是非参考にしていただきたいと思います。

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なおと
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