師走に心に刺さる言葉
師走です。なぜこの時期はこんなに慌ただしく忙しいのでしょう。
「せねば」の項目リストをこなしながら、ふと昔の雑誌のこの言葉が目に止まりました。
『無駄をしてござる』橋本峨山(臨済宗僧侶)
「忙しい忙しい」とブツブツ言っているが無駄をしているからだということ。考えてみると日頃の行いや考えは無駄が多く、これは金銭的なことや時間だけのことを言うのでなく、現実味のない事をずっと考えていたり(もしもジャンボ宝くじが当たったら…とか?笑)、人に腹を立てたり恨んだり、この時期特に無駄に飲み食い食しぎて胃腸をこわしたり…これは「せねば」ではなく「せですむこと」すなわち無駄だということらしい。「せですむこと」をしないということは「せねば」に当てる時間も増え、更に新しい取り組みさえできるということですね。私自身の反省は人に「言わねばならぬこと」以外の「言わずでよい」余計なことを言うから誤解が生じたり、くよくよ考えるわけで…いらんことは言わんと必要なことを無駄を省き工夫して段取りよくこなしていく、これを改めて心がけようって思いました。そう考えると私の人生いったいどれだけの時間無駄に過ごしたんでしょう。
「無駄をしてござる」これは偉大な僧侶のお言葉で、さらに深い意味があるそうな…。仏から見たら人の行いには何一つ無駄はない。尊い命の行いである。無駄をして反省するのも大事。また忙しすぎる業務を「無駄だなぁ〜♪」と楽観できる余裕が持てると気持ちが楽になる。ということらしいです。
深すぎです。
この時期ぐっと心にきましたので藁筆で書きました。
私なりに解釈したことを私なりの言葉で書いたのでニュアンスが違うかもしれませんが、そこはご容赦ください。
♡おまけ♡
「せねば」をあくせくこなしてるときに昔の雑誌を見るという「無駄」の行動をした私ですが、「無駄をしてござる」の言葉に出逢った事は結果、「無駄ではござらん」かったです(笑)