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大体、月の半分くらいはジャックナイフを掲げているわけよ

前向きな話とか、自己啓発本とか、これらを読めるコンディションってあると思うわけよ。
インスタの、お洒落でカタログの切り抜きみたいな投稿とかもそう。
見れる/読めるコンディションじゃないと、途端に「なんだこれ」って感じてしまうのよ。
わたしだけかもしれないけれど。

長い間、女性は月一回、ヘヴィーな女子会をするわけで、そのせいか、気分がいい期間なんて月換算だと1週間前後あるかないかなわけ。
昔は生理痛なんてなかったのに、今は重いし、生理前後で気が滅入ることもなかったのに、今はジェットコースター。
そんな中で、通常運転に見せかけて、日々をやり過ごしていくわけ。
仕事もしてんだから、世の男性陣と生理が重くない女性陣は褒めて欲しいものよね。

そうやってやさぐれる時期もあれば、とにかく全てに悲観的な時期もある。
そんな時に、前向きで、素敵なものを読んだりしても、驚くくらい斜に構えてシニカルに読んでしまう。
そういう時はロクな感想なんて出てきやしないのに、なぜか読む。

強い負の言葉や言い方は苦手ではあるのだけれど、そう言ったものを、時折欲する時がある。

そしてそれと同時に、壁にペンキをぶちまけるように、そういった言葉や言い回しをぶちまけたい時がある。

綺麗なものばかりは読めない。
けれど、そうでないものも、許容できる範囲内で綴られているnoteがたくさんあるから助かっていたりする。

比較的角を削ったものを書いてきた。
そのうち、ジャックナイフを両手に持ったものを書いているかもしれない。
多分それは、万人受けするものじゃないけれど。
でも、人の思考って、万人受けするものでは、元来ないでしょう?

おしまい

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あきる
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