シャルル

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最近の記事

world's end girlfriend

 エフェクターが壊れたんだな、と思った。  2024.4.14 SYNCHRONICITY の二日目。リハが押し、定刻を過ぎても彼らの演奏が始まる気配がなかった。  ギターの弦を鳴らす度に、ピーとギィーの間のような音がした。ブルースドライバーが壊れたときにこんな音がしたな、なんて思い出していた。  結局、そのままリハの音出しをちょっとして、彼らは捌けていった。  映像とともに詩の朗読があって、最初の一音を聴いてからはあっという間だった。ピーとギィーの間のあのギターは、この世

    • 2023年振り返り

       記録用です。サクサクいきます。よかったものを書き連ねます。 1.月夜の変装ホテルからの脱出  最近、最も安定して楽しめるのが宿泊型の謎解き。謎解きにおける没入要素で重視しているのが「他の参加者がいないこと」なので、宿泊型とか周遊とか持ち帰り謎が好き。そのなかでもこの作品は特に素晴らしかった。 2.白砂の迷宮へのチェックイン  E-PINさん。WAKANOURA NATURE RESORT EPICHARIS がとてもいいところだったので、また泊まりたい。 3.猫の

      • ライブレポ「UЯA The Novembers」

        2023/12/26 新代田FEVER  お祭りみたいにハッピーで最高な夜だったな、という感想で終わるはずだったけど、アンコールでめそめそしちゃいました。  多分半分くらいは、チバさんの話をすると思う。  The Novembers のセルフタイトルのアルバムツアー、12/1のO-EASTと、今日のFEVERの2回聴いてきた。今日の感想だけは書きたいな思ったので、ライブレポと称してよいのか分からないが、一先ずカタカタと。  まずは本編。  一曲目はBOYかなと思ってたら

        • 日記

           どうも、noteで日記を書く人です。  既に読む気をなくした方もおられることでしょう。さて、忘れないうちに書きたいことを列挙。 ①最近、ツイートやめてた ②制作を唯一の価値とする生き方はサスティナブルでない ③感情をアウトプットすることは、訓練という意味では悪くない ④終わった状態や結果を得ることだけに重きを置いてしまって、過程を楽しめないことが根底にある  このようなテーマでお送りいたします。雑に言えば自分語りなので、「自分語りだなぁ」と思って読んでいただくことになり

          ライブ用耳栓はいいぞ

           最近、『ライブ用耳栓』の記事をよく目にします。僕もここ数年使用しています。  Twitterでも、難聴になった(なりそう)なので、ライブ用耳栓を使うようになりました、といったツイートはよく回ってきます。この記事は、そうではなくて、「ライブ用耳栓を使うと、音楽ライフのクオリティが上がるよ」という視点で書きます。 1.ライブ用耳栓とは 音楽用イヤープロテクターというやつですね。僕が使用しているのはこちら。 CRESCENDO Music 耳栓 イヤープロテクター  タワレ

          ライブ用耳栓はいいぞ

          『ひとひら』というバンドさん

           まずは、このMVを最初30秒でいいので聴いてみてください。  めちゃくちゃ良くないですか!!??『Seasons of Someday』という7曲入りEPの最後の曲です。他の6曲も全曲めちゃくちゃいいです!!  ジャンルでいうとオルタナティブ、シューゲイザーとかその辺でしょうか。ポップ寄りでもあると思います。きのこ帝国が好きな方は、きっと好きだと思います。『ライカ』って曲とか特に。  まず以って、音源の音質が好きですね。  ギターの音がとても綺麗だし、シューゲイザー然と

          『ひとひら』というバンドさん

          この2年間のサカナクション

           ちょうど今、アダプトONLINE の配信ライブを観終わりました。  配信ライブ⇒リアルライブという順番で体験するようなリリース順でしたが、私は、武道館でのリアルライブの後、配信ライブを観ました。  大したことは書けませんが、この2年間は、「サカナクションに支えてもらった感」が非常に大きいので、何か残したいなと思いました。 1.夜を乗りこなす  いきなりですが、私はメジャーなものが多分好きではないです。マイノリティでいることに自己陶酔しているから、という理由が一番だと思

          この2年間のサカナクション

          10+1の体験(2021年後半)

           夏頃に例のワクチンが打てて、徐々に外に出られるようになり、家の外での体験が急に戻ってきました。  以前に戻ったと言えばそれまでですが、今年(2021年)の後半を超える素晴らしい体験は、多分この先の人生においてもないと思うので、書いておこうと思いました。  マダミス、ライブなど、ごちゃっと記載することと、ネタバレがあるのでうまく書けないと思いますが、記録用ということでご容赦ください。ほぼ日記です。 1.マーダーミステリー オフライン公演で行った順に3つです。他にも何個か体験

          10+1の体験(2021年後半)

          なるべく一人で作るマーダーミステリー

          1.前置き  2022/2/8 記事を少し更新(追記:3.⑦,4.(8))  2022/9/11 記事を少し更新(追記:3.⑧,⑨,➊~➌,4.(9))  今回は、マーダーミステリー(以下、マダミス)の作り方について書きたいと思います。  なるべく自論めいたものは入れず、私が見知った方法を紹介するサーベイ論文的なものにしつつ、一例として「自分の場合はこうしました」というように記載したいと思います(思っていましたが、後半はだいぶ好き勝手に書いてしまいました)。  ご紹介する文

          なるべく一人で作るマーダーミステリー

          マーダーミステリーを作りました。

           色彩スーヴェニールを公開することができました。正直ここまで長かった。途中、楽曲を作成していた期間を挟みましたが、それでも長く感じました。  この色彩スーヴェニールは、私のオリジナルシナリオの二作目にあたり、過去には雪山ロックダウンという作品を作っています。どちらの作品もイヌハネコハという名称の制作チームのみんなで作っているので、私一人の力ではありません。  マダミスについては、色々書きたいな、と思っていました。ちょうど二作目の公開というタイミングで今がいいかな~と思って

          マーダーミステリーを作りました。

          仕掛かり中のマーダーミステリー

          マーダーミステリー「色彩スーヴェニール」あらすじ  舞台は教授とその教え子たちが参加する女子大の研究室合宿。  教授はヒューマノイド工学や機械学習の権威で、動物のように滑らかに動く機構と人間の脳のように精密な思考をする人工知能の両方を開発した天才女性学者。  この合宿所は、どちらかと言えばシェルターに近い造りで、すべての部屋がネットワークで制御され、セキュリティも厳重だ。  合宿のとある日、そろそろ夕食の時間になろうかという頃、建物内で悲鳴が響いた。  そこには、かつて

          仕掛かり中のマーダーミステリー