起業は「会社を作る」だけじゃない。人からの感謝を受け取ることから始めよう
こんにちは。辻風です。
今回のテーマは
「起業は"会社を作る"だけじゃない」というお話。
私は実際に現在、会社を作らず、社員も雇わず、
1事業をひとりで運営しています。
つまりは個人事業での起業です。
起業といっても最初からたくさんの資金があったわけではなく。
元手0の状態で試行錯誤しながら運営し続けています。
私の事業についての詳細は、以下の記事で。
■ビジネスの根本は「人から感謝を受け取ること」
というのも、起業はもっと自由で良いと私は考えています。
会社を作るだけが起業ではなくて、
自ら商品やサービスを作って、
"人から感謝を受け取れば"事業として成り立っているから。
言い換えれば人助けと同じです。
困っている人がいれば、その困りごとに対して
役に立つモノを作って、相手に提供する。
ビジネスの基本はこの仕組みと同じ。
お金は"感謝の具現化"であり、
何でも使える便利な道具として存在するだけ。
なので、お金に執着するのではなくて、
常に利他的に考えて、人に価値提供して感謝を受け取る。
これが「事業」の醍醐味なんですね。
決してお金稼ぎのためだけではない。
☑︎相手への価値提供が「事業」になる
この固定観念がいろんな起業アイディアの実現を
諦めさせる原因となっていると思います。
ただ、そんな気を張る必要はないんです。
先述した通り、
事業は「人の感謝を受け取る」ことで成り立つもの。
身近な事業でいえば、飲食店。
飲食店はご存知の通り、
お店へ足を運んで頂いたお客さんに食事を提供します。
この食事が、事業のキーポイント。
つまりはお客さんに対し、食事という名の価値提供をするんですね。
価値提供を通じ、お客さんを喜ばせる。
お客さんもお腹を満たすことができて喜んだから
そのお店に感謝の証として"お金"を支払うわけです。
☑︎事業は「感謝の総量=収益」|利他精神が収益を生む
ビジネスは"人と人との営み"で形作られます。
人との関係性を蔑ろにする利己的な経営者は
いつしか見向きもされなくなり、淘汰されるもの。
代表例として挙げられるのは、詐欺師ですね。
認知機能が弱まった高齢者の方を狙って、
娘、息子のように振る舞ってお金を搾取するとか。
未払金があるから期日までに払え、とか。
こういった「人を騙して不幸にする」商売は
人からの信用を失います。
そして、その悪評は人伝いにどんどん広まっていくので、
サービスに見向きもされなくなるし、騙そうとしても騙せなくなる。
自分だけが利益を得られれば良いという気持ちで
事業を運営していれば、必ずその仇は自分の元へ返ってきます。
商売、事業運営は利己的であればあるほど、
自分に感謝してくれる人は減り、収益も減っていくんですね。
■「感謝される事業」を作るには|結論:自分の得意や好きを活かす
先述した通り、事業は人からの感謝を受け取ることによって
成り立つことが分かったと思います。
ただここで皆さん疑問に思うことがあったはず。
そう、「感謝される事業」を作るためには。
これは、"自分の得意や好きを活かす"が一番手っ取り早いです。
人にはそれぞれの得意や好きがあります。
たとえ「自分に得意なこと、好きなことなんてないよ」
と思っていたとしても。
意外とそういう謙虚な人に限って、
他人が惹かれるような得意や好きがあるんですよね。
絵を描くのが好きとか、料理するのが好きとか。
植物を育てるのが好き。文章を書くのが好き。
散歩するのが好き。旅するのが好き。
…小さなことでも良いんです。
得意や好きをどういうふうに人へ価値提供できるかを考えるだけ。
どうしたら相手が喜ぶのか。
どうしたら相手の悩みが解消されるのか。
ここを考えて、サービス・商品化させて売り出せば、
立派な事業の完成です。
起業はそんなに難しくないです。
ただ、相手の喜ぶ顔が見たいという気持ちだけで
成り立つもの。
皆さんには気構えず、
ぜひ起業へ挑戦してもらいたいなと思います。