vol.5 先入観と期待に囚われない職業選択をする
先入観と期待に囚われてしまえば、
自分の能力を適切に活かせる仕事に就くことができない。
物事を選ぶこと自体は単純で、表面的なことに思えるかもしれない。
だが、今の選択というのは将来の自分に多大な影響を及ぼすことになる。
だからこそ、未来の自分が喜ぶ道を選択しなければいけない。
今回の記事では、「先入観と期待に囚われず、自分自身の幸福を追求できる職業選択」について私の所感とともに執筆していこうと思う。
お茶でも飲みながら、ゆっくりと見ていただければ。
■先入観と期待による職業選択は「自分が幸せにならない」
先入観と期待。
これらは物事を事実としてありのままを受け取ることができなくなる枷。
先入観があれば、本当は難しくない職業でも「難しいから自分にはできない」と感じてしまう。
例えば、エンジニア、Webデザイナー、作家、漫画家など。
どれも知識を身につけ、長い時間をかけて努力すればなれるものだ。
また、周りからの期待があれば、「自分にはこの道しかないんだ」と思い込んでしまう。人と話すのが得意そうと言われ、営業職を勧められたりだとか。接客業を勧められる、もしくは似合ってると言われたりだとか。
その選択は果たして本当に自分の幸せに繋がっているように見えるだろうか。 いや、大半の人は見えないと答えるはず。
周りから映るあなたの姿と、あなた自身が捉えるあなたというのは違うはず。 そこに乖離が起きてしまうのは仕方ない。
だからこそ、どちらを主軸とするか。
■他人の幸せは自分の幸せがあることで成り立つ
人は選択をするとき、「相手からの期待に応える」か、
「自分が喜びそうな選択をするか」で迷うことがある。
特に利他精神の強い人。思いやりのある人がハマりやすい傾向。
選択というのは基本的に自分軸での選択が良い。
なぜなら、自分を満たすことで他人を満たせるエネルギーを養えるから。
自分が幸福になってこそ、ようやく相手に分け与えられるほどのエネルギーが湧き上がる。
無理して相手へエネルギーを分け与えるのではなく、自分が「余裕」だと感じている時に自然に行えるのが理想だ。
こんな意識。
どんなに他人の期待に沿った選択をしたとしても、 他人はあなたを「都合のいい人間」としてしか認識しなくなる。
何でも屋、八方美人。他人に尽くせば尽くすほど、「自分を大事にしていない人間」だと思われ、 他人からも自分を大事にされなくなる。
■若い時の職業選択が将来の幸せを左右する
若ければ若いほど、その時の職業選択は将来の幸せを左右するようになる。
今と将来は密接に繋がりあっており、今の選択が未来での結果に多大な影響を及ぼすものだから。
今アルバイトや派遣など誰でもできる仕事に就けば、当然3〜40代になってまともな職に就き続けることはほとんど不可能。
若い頃から留学や勉強で経験、知識を積み、良い会社に就けばそのキャリアがのちの転職であっても評価されやすくなる。
単純に世間がいう「良い会社」「良い学校」というのは、 周りに自分の能力を知らしめるために必要な要素ではあるが、ここに関してはあとでも挽回可能。
過去の経歴は過去であるから、あまり過去に執着するのではなく、 現在と将来へ常に目を向けて職業選択をする必要がある。
今スキルがなくて、年収2〜350万円台を彷徨っているなら、 400万以上を目指せる仕事に就けるように勉強を励む。
留学や資格取得など経験を積む、これだけでも周りから評価されやすくなり(評価の指針が作られて)人生が上手くいくようになる。
もちろん会社に就職するのが全てではない。起業や独立といった選択肢もそう 起業するためには何をすべきか、独立をするためには何をすべきか。
そういったことを考えつつ、行動する。走りながら行動するのが結局一番効率が良い 常に自分の幸せを追い求めつつ、将来に目を向けること。