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猫たちのガラス絵を描いていただいた

(以下、あくまでオレのバアイはこうでしたよって話ですので…)

前回からの続き

で、本題、(アレ、本題が2回目だ…)

何度めかの谷津干潟に行ったとき、センター三須広絵 鳥と暮らし展」という展示会が催されていた。

ガラスや紙(だと思います)にアクリルで精緻に描かれた鳥が主題で、そこはかとなく"とぼけた"ユーモアがあり、このヒト面白いよな、いいよ~、と、じっくり見て回った。
何点か猫の絵もあって、こんな風に描かれたうちの猫たちの絵を家に飾ったら…なんて想像してたら、ますます気に入ってしまった。
作品には価格が提示してあり、思ったよりはるかに安価だけれど、オーダーして描いていただくなんて、当然、お高いんでしょう?(TV通販風にお願いします)って考え、やっぱりオレには分不相応だよなってその時は思った。

その翌週、また谷津干潟のセンターに行くと、ちょうど展示会が終わったみたいで、絵の片付けされている作者様と思われる女性がいらした。
人見知りで普段はできないけど、こりは運命に違いない!と、思い切ってお声がけした。

不審者と思われないように、精いっぱい"ゆっくり"、「スバラシイ絵です、すごいです、もしかして作者様でしょうか?、うちに猫が2匹いるんですが、描いていただくことはできますか?」、みたいなことを話した。
そしたら気さくに「描きますよ」って仰っていただき、名刺もいただいた。

考えてから(ホントは標的=管理者に相談してから)連絡しますって、一旦は帰ったのけれど、家に着くころには、飾るところまで決めてしまっている自分がいて、管理者に相談する前に、エイヤっとメールした。

翌日には返信があり、仕事の都合で時間はかかってしまう、とのことだったけど、こちらは別に急いていないし。それに、思いのほかリーズナボー(©原田宗典さん)で制作いただけることになった。スバラシイ。

お住まいも、そんなに遠くもないようなので、ホントは家にお招きして、うちの"にゃんず"を見ていただいてから描いていただきたいと思ったケド、コロナだし、嫌だって思っても断りづらいだろうし、オレ、おじいちゃんだけど男だし、って思い、猫たちの写真を(それもたくさん)共有させていただくことにした。(我ながら迷惑なやつだ…遠い目)

描きはじめるまえに、下絵を何枚か描いてどれがいいか聞いてくださったり、構図、背景、額にいたるまで、これでいかが?とか何度も確認してくださったりで、恐縮するぐらい丁寧かつ繊細に対応いただいた。

そして完成したガラス絵は、(たぶん壊れるといけないので)お持ちくださると連絡をいただいたのだけれど、都合が合わず、結局、宅配便で送っていただいた。(ホント、三須さん、心配になるほど性格が良すぎると思った。)

額装されたガラス絵は、どこからどう見ても「自作だけど文句ある?」的な木製ケース(失礼ですね、すみません)に丁寧に収められ、描いていただいた下書きやメッセージとともに、何重にも厳重に段ボールやプチプチで梱包されていた。
(持って行こうとしてたのに急に送って~って言われて、慌てられたのではないかと思います。なんだか申し訳ないです。)

荷ほどきしながら、心配性の三須さんが、ああでもない、
こうでもない、と梱包されている様子を想像し"ほのぼの"した。

作品は、(完成写真をメールで送ってくださったので)知っているつもりになっていたけど、それはもう、スバラシイとしか言いようがない出来栄えだった。ニヤニヤが止まらないし、ものすごくうれしかった。

家宝

"ちょび君"がガラス絵のチェックしているのに、ちょっかいしにきた"きなこさん"。
オレに「ちょびに意地悪すんな」って叱られてあわてて逃げようとしてるところ。

描いていただいてよかった、ありがとうございます、三須広絵様、我が家の家宝として大切にいたします、とシミジミ思う今日この頃です マル


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