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未来をつなぐ物語──立命館大学経営学部での講演レポート

こんにちは、ストーリーテラーズのCSO、本部友香です。先月、2025年1月10日金曜日、立命館大学おおさかいばらきキャンパスにて、経営学部で「国際マーケティング論」を担当されている苗苗(ミャオミャオ)准教授の授業に招かれ、ゲストスピーカーとしてお話をさせていただきました。もう一人のゲストスピーカーと協力して、『事業運営における困難な時期』と『それを乗り越える考え方』をテーマに、学生の皆さんと未来に向けた学びを共有しました。その模様をお伝えします。

サクセスストーリーではない。私自身の挑戦と気づきの物語

講義は、苗苗准教授とのインタビュー形式。まずは私の番からでした!私が以前、アガぺインターナショナルスクールという保育施設を創業し、その運営の中でさまざまな課題や挫折に直面したこと、当時は全力を尽くしながらも、困難を乗り越えることができず、廃業を選択せざるを得なかった話をしました。

この時点で、今回はサクセスストーリーを聞くのではない、ということが学生さんにも伝わったと思います。

廃業した後はどうなったのか。ここが気になったのではないかと思いながら続けました。落ち込んだ時期があったものの、その後いくつかの仕事を経て、現在のストーリーテラーズで創業者の高野美菜子と出会い、彼女と共に働く機会を得た話などをしました。

この会社で働く中で、過去の挫折経験を、少しずつ振り返ることができるようになったこと、そこから気づきを得ることができたことなどをお話しました。今もなお、その気づきを現在の事業に活かしながら、試行錯誤を続けています。

どんなことに気づいたのか?たくさんありますが(笑)、実は、今回は時間がなく、そこに触れないまま、話を終えました。リベンジしたいですね!

(登壇の様子。苗苗准教授が左手、ゲストスピーカーが右手に、横に並んで座りました。

学生たちの不安と向き合い、未来を考える時間

講義後半は、学生たちとの質問タイムで始まりました。「就職活動はスムーズに行きましたか?」「若いころから起業を決めていたのですか?」といった問いが寄せられたこれらの質問に対し、就職活動が思い通りに進まなかったエピソードや、起業に至るまでのプロセスについて話しました。

起業についても、当初から計画していたわけではなく、若いころは「何をしたいのか」が明確ではなかったこと。その時々の興味や不安をもとに選択を重ねる日々の中で、いつしか起業のきっかけをつかむに至った話もしました。

また、自分の「カラー」や「目指すべきもの」が明確になるのは、年齢を重ねてからだと実感しています。それは私たちゲストスピーカー二人(ともに40代)だからこそ語れる部分でもあります。一方で、若いころにはそれがわからず、不安を抱えることがごく当たり前だったとも伝えました。大切なのは、「わからないこと」に焦らず、やっていくうちに少しずつ見えてくるものがあること、それを大切にすること。他者と比べてしまう必要はなく、自分自身のペースで進んでいけば良いのです。私たちゲストスピーカー二人とも、こうした考えを学生たちに伝えることができました。

学生たちは進路や就職活動に対する不安を抱えているようでしたが、この時間が少しでも彼らの安心につながり、未来へのヒントになっていれば嬉しいです。

(講演後に、学生さんと歓談する様子。)

新しい物語の始まりに向けて

今回の講演は、私自身にとっても多くの学びと気づきを得る貴重な機会でした。苗苗准教授や私たちゲストスピーカー、そして学生の皆さんとの対話を通じて、「試行錯誤しながらでも一歩ずつ前に進むことの大切さ」を改めて実感しました。

これからもストーリーテラーズとして、人と人をつなぐ物語を紡ぎ、未来への挑戦を応援していきます。このような素晴らしい機会をいただいたことに感謝の気持ちを込めて。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

(美味しいお食事を、苗苗准教授にごちそうになりました。)

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