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DREAMACAPE様主催の『ホラゲ限定インディーゲーム展示会』に行ってきました

はじめに

フォロワーさんが面白い企画をしていたので参加してきました。DREAMSCAPEさんは普段インディーゲームに関する情報発信を行っているのですが、今回は秋葉原でオフラインのホラゲオンリーイベント企画です。私は普段フリーやインディーでホラゲを楽しむ人間ですから、沢山のホラゲや開発者さんに直接関われる機会があるのが楽しみでした。そして実際に参加してみて、楽しいイベントでしたのでレポートを残すことにします。

会場の様子

参加した感想

来場まで

まずチケット料金は1200円とやや安い印象を持ちました。ちなみにR指定エリアに入れなくなりますが1000円のチケットも販売されてました。チケットはPeatixというサイト経由で購入し、当日受付で入場バンドと交換できる仕組み。開始時間帯については15:00~21:00と少し遅めな印象でしたが、私は特に気にならず、むしろ余裕をもって来場して時間いっぱいまで遊びました。現地会場は電気街の秋葉原UDXビル。目立つ場所にあり、駅から5分もあれば到着出来る好立地なので、あまり迷うことは無いかと思います。

会場の様子

そして来場へ。ほぼ開始時間の15時過ぎに到着したのですが、既に30人ほど待機列に人が並んでいました。だけどもその待機列も直ぐに掃けてほぼ定刻で現地入り出来ました。現地の様子についてはとても盛り上がっておりまして、DREAMSCAPEさんのポストを見て頂くとイメージしやすいと思います。会場キャパは参加人数と比較して丁度良い広さだった印象です(ピーク時は少しだけ混雑したかな?)参加年齢層は20~30代メインで、男女比は大体2:8~3:7くらいでしょうか?子供は数えるほどしか居ませんでした。

ゲーム展示タイプについて

前提として、展示されているゲームは大きく2種類に分かれます。
なるほど、後者は遠方のゲーム開発者さんへの配慮がされているのですね。
これについて少し気になったこともあり、後述します。

  • ゲーム制作者に直接操作方法やヒントなどを教えてもらいながら遊ぶタイプの作品

  • ゲーム制作者が居らず、ゲーム(PC)と操作方法を記したメモと、感想メモが置いてある代理出展タイプの作品

ゲームプレイあれこれ

色々なゲームがありましたが、マウスとキーボードの両方を使って操作するゲームが結構あったのが驚きました(マウスで視点切替を行い、キーボードのASDWで移動や後退)私は古い人間なのでなかなかこの操作に慣れませんでしたね(ゲームはコントローラで遊びたい派)Steamインディーホラゲはこういうのが基本なのかしら。ワンプレイはだいたい20分くらいでしょうか?作品によっては制限時間が無く、延々と遊ぶことも出来たりします。

ホラゲオンリーと言いつつもピンキリで、そこまで怖くない緩めな作品からR指定でスプラッタ―な作品まで色々ありましたね。会場の雰囲気が盛り上がっていたので、ホラーが苦手な人でも怖さを軽減出来て楽しめる土壌が出来上がっていたようにも感じます。

あと皆さん個人差はあれど、プレーヤーからのフィードバックをとても喜んでくれていましたね。やはりオンラインでもオフラインでも、遊んだ人の感想というのは欲しくなりますよね。その熱意に応じて私も遊んだ後は出来るだけ思ったことを伝えるようにしました。

興味を持った作品(クリックで公式へ)

我ながらかなり偏ってますね。自分の好みにより2Dゲームばっかり紹介してますが、実際はマウスとキーボードで操作する自分視点の3Dゲームも多くありましたので、そういう意味ではとてもバランスが取れていました。

椿屋敷の亡霊

作り込みが丁寧な昭和ホラーミステリー。冒頭の十数分程度遊んだだけですが、音楽やイラストに惹かれました。しかもこれフリーゲームなんですって!

ノナプルナイン

総製作期間10年越えのストーリー重視SFサスペンスADV。
ゲームプレイは30時間越え、膨大なアニメ演出や丁寧な体験版の構成。製作者さんの愛が感じられましたし、積極的に宣伝されていた印象でした。Steamにも展開予定だそうですよ。

流奈と悪夢の館

可愛い女の子が囚われの館から脱出するべく頑張るゲーム。
ぱっと見は2Dっぽいけどちゃんと奥行きがあったり、ダッシュで体力が減ったり、QTEが案外難しかったり流奈ちゃんが可愛かったり印象残りました。

さいはて駅

ビジュアルに惹かれて遊びたかったのだけれど、人の波が途切れず遊ぶ機会を得られず泣く泣く断念。こちらもフリーゲームですが、なんとローカライズ版も開発中とのこと。凄く気合い入ってますね。

ミガカミカガミ

かつて話題になったフリーゲームを10年ぶりにリメイクするとのことです。昔遊んだことのある人なんかも来ていたようで、盛り上がっていました。2025年公開予定。続報を待て。

呪体(チラシスクショを忘れてしまったのでご本人ポストで失礼)
怪物がうろついている3D館マップ上をマウス+キーボードで歩きながら隠された仏像を回収してクリアを目指す。ただし怪物に見つかったら物凄い勢いで追いかけてくるのでこれがなかなか怖い(一番怖かったかも)難易度高くてスイマセンと何度も謝ってくれたのも印象的でした。でも私はやり応えあるほうが好きなので別に良いと思いますよ!

気になった点

一度のゲームのプレイ時間はちょっと調整が必要かも?と感じました。作品にも寄りますが、一度のゲームプレイ時間は以下のような仕組みでおおよそ20分くらいに制限されます。

  • 「体験版はここまでです」などと言うメッセージが出てゲーム終了。

  • 開始時にゲーム内タイマーが設定され、それを超えたらゲーム終了。

  • 最後まで遊べちゃうので止め時をコントロールする必要がある。

3点目がちょっと曲者に感じたので、特に代理出展の作品についてはもう少し方法を検討しても良いのかもしれません。ゲーム製作者さんが居てくれると「他の人も居るんでこの辺で」などと言ってプレイ時間をコントロールしてくれたりします。ただ、代理出展の場合は延々と遊び続けられるので、ゲームを止めるタイミングが取り辛かった印象です。展示されているゲームの多くはPCが一台しかありませんでしたし、このあたりのコントロールは参加者よりもゲーム側で行えた方が理想的かな?と思いました。

あとは一作品だけでしたが、マウスとコントローラ両方が使えるはずなのにコントローラが上手く機能していないゲームもありました。こちらもスタッフさんに伝えましたが、代理出展だからこそのトラブルという感じですね。

最後に、チケット購入時にR指定エリアの枠がどれくらいあるのか事前に知るすべがあった方が公平感があって良いかな?と思いました。私は元から全てのゲームから遊ぶつもりでしたが、思ったよりR指定ゾーンのゲームが少なかったので全年齢チケットでも良かったかも?と少しだけ頭をよぎりました。

おわりに

僅かに気になった点はあれど、総合的には満足なイベントでした。
数少ないとはいえフリーゲームも何点か出展されていたのはフリゲ好きな人間としては嬉しかったですね。次回があるなら是非また参加したいと思ったイベントでした。運営の皆さんも、開発者の皆さんも、参加者の皆さんも、お疲れ様でした。

著者について

普段はフリーゲームを中心にHPにて紹介記事を書いている者です。
Youtubeで幾つか動画を公開したりもしてます。
もし興味があったらこちらも覗いてみてください。


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