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解散ノート:自分に向き合うのはいつまでも怖い


解散ノート
作者 モモコグミカンパニー(BiSH)

「終わりに向かって今を生きる」


という帯に書かれた言葉。解散を決めた2019年頃〜解散を発表した2021年12月頃〜解散ライブをして華々しく散った2023年6月

彼女は何を見て、感じで過ごしたのか、という他人の日記を勝手に見てしまったような、エッセイ

感想

(※私はモモコグミカンパニーさんのヲタク歴5年目を迎えるので所々語りが入ります)

正直早く読み終わりたいと思った。
それは否定的な意味ではなくて、苦しくて今の状況から逃げたいという疑似体験なのかもしれない。
でも"解散"が近づくにつれて、当時、感情を曝け出した状態でBiSHを見た自分を思い出した。
モモちゃんは人に合わせた人生から良くも悪くも感情を素直に吐く人になっていた。
私は"解散"以来、なんとなく音楽への感情が止まってしまった。
あんなに好きなものにもう出会えないとすら思うから。



解散ノートを通して、今の自分と少し似ていると思った

結局誰のために仕事や趣味をしているのか

ということだった。

でも人間誰しも自分のことしか結局考えられないしそれはアーティストなら特にそう。

逃げ続けていたけどちゃんと向き合う。結局は目を合わせるということということだと考えた。

自分自身で答えをだす。しかも苦手だった分野で。難しいと思う。

良くも悪くも自分のことしか考えられない
そんなアイドルだったのかなと考える。
でもモモちゃん含めてメンバー全員が優しすぎる。
バランスの取れた人だからきっとモモちゃんはアイドルに向いていたかもしれない。

「最後までサビの歌割りがない」っていう描写で
涙止まらなくなってしまった


最後に会ったのは解散直後のお渡し会だったな
今度ライブ行くからね

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