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オーストラリアのノーリフトケア

今日のお話は看護・介護関係の話です。

ノーリフトケアとは?

これは日本語英語で、ノーリフトポリシーとして知られています。
ざっくり言えば、持ち上げない、この一言につきます。
労働安全衛生に基づいて、医療従事者や介護者の身体的負担できる限り最小限にすること。
怪我なく安全にみんなが仕事に従事できることが目的です。

日本人と違って、オーストラリアでは肥満が社会問題にもなっており、我が病院での患者さんの最高体重は350kgだったとか。
足すら持ち上げません。

とは言っても、やっぱりそこは人間なので、ちょいちょいって持ち上げたり色々身体の負担になることをやってしまいがちです。
全ての病院ではノーリフトトレーニングを毎年行うことを義務付けています。法律によって決められています。

ただ、私に法律を説明できるだけの日本語の語彙はまだありませんので、詳しいことはもう少し日本語が上手になって興味のある方がいたらぜひ。
ちなみに私は生まれも育ちも千葉です。

ノーリフトトレーナー

私の仕事の中には、ノーリフトトレーニングのトレーナーという役目も入っています。
まだまだ勉強中ですが、私のメンターはその道20年のプロなので、毎日色々勉強できて本当に充実してます。

ただ、私はかなり口下手なので話すのが本当に苦手です…。
でも、プログラムのトレーナーになれねばいけない!これは大変。
というわけで、Youtubeをみて他の人のトレーニングから勉強してみました。

日本のノーリフトのYoutubeとかも見てみたのですが、結構違いました。

労災のデータが気になります。

何がいちばん気になったかというのはベッドの高さ。

ベッドの高さは、基本的には背の高い方の介助者の股関節あたりです。

これは、屈むことによる腰の負担を最小限にするため。
色々気になったけど、これは物理でも証明できる基本的なことなので、
気になりました。

今はコロナもありますし、リフト事情ももっと変わるかもしれないですね。


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