noteとボルダリングの最高すぎる共通点
以前ボルダリングをやってたんですけど、今思い返してもとにかく最高に楽しかった記憶しかないです。
ボルダリングは室内でやるロッククライミングの一種で、ホールド(掴んだり足かけたりする突起)を使って壁を登るだけの競技なのでシューズさえあれば一人で気軽に始められるのが良いところ。(厳密には滑り止めのチョークも必要)
知り合いを誘ってグループで始める人が多いみたいですが、私は一人で始めました。
ボルダリングジムのスタッフにルールとマナーと基本を教えてもらったら、もう後は自由。好きな課題(コース)に挑戦したり休憩したり、時間内は基本何しててもOK。
やってみるとわかるんですが、壁を登るだけといっても簡単な課題ですら最初は腕がすぐパンパンにって後日必ず筋肉痛に悶えるハメになる。
そして続けていると課題もだんだん複雑怪奇になってきて、これ本当に登れる人間おるんか?と目を疑うような課題が「6級」とか書いてある。(ジムによるが初心者課題)
で、四苦八苦しながら自分にとって難しい課題を登っていて、苦しい一手を取ろうともがいてる時なんかに「ガンバ!(頑張れ)」と全く知らない人から応援されるんです。
これボルダリング独自の文化だと思うんですが、今でも最高の文化だなと思います。
特に私なんか一人で登ってたので、はじめて「ガンバ!」と言われたときは、もうなんか嬉しいやら恥ずかしいやら。そういう声かけがあるとスタッフに事前に教わっていたにも関わらずびっくりしましたね。
で、課題をクリアできたときには「おお〜!」と拍手なんかしてくれたり。力尽きてマットに落ちた時にも「惜しい!」とか「あそこはマッチ(両手持ち)するといいですよ〜」とさらに声を掛けてくれる人もいる。
それがきっかけで色々話をするようになってジム内で交流が始まるんですが、これがまた楽しい。ボルダリングは年齢も職業も本当に色んな人がいて面白い。
で、これってnoteの「スキ」とちょっと似てるなと思いまして。
noteのスキの意図は本当に人それぞれだと思いますが、私にとってはボルダリングの「ガンバ!」のような、ポジティブな声かけと捉えることにしています。
全員が私の記事を全部見てくれているわけでないにしろ、どこかしらに引っ掛かるものがあったり、なんらか私に対してアクションをしてくれたのは間違いないし、そのための時間を作ってくれた、その事実だけで嬉しくなります。
それから勝手な私見ですが、ボルダリングでは歴の長い人から初心者へのガンバ!は、自分も散々苦労してきた課題を頑張っている人に向けた「わかる、そこ難しいよね!」という共感を込めた温かいエールですし、自分より難しい課題に挑戦している人へのガンバ!は「すげぇ!」という尊敬の念を込めた応援です。また、同じくらいのレベルの人同士のガンバ!が一番白熱しがちです。
noteのスキにも色んな意味があってボルダリングのガンバ!とは全然違うものだってもちろんあると思いますが、知らない人同士のポジティブなアクションという意味では共通点かなと思います。
私もまだnoteはじめて1ヶ月ちょっとの初心者ですが、同じnoteユーザーにもっと「スキ」を届けたいと思ってます。
書くって実際やってみるまで時間と労力がこんなに掛かると思わないし、書くのが好きでも続けるのは実は結構大変で、そんなときに「ガンバ!」(スキ)があるのとないのとでは全然違います。
もちろんスキがあってもなくても記事の質を高めながら淡々と続けるに越したことはありませんが、スキがあった方が確実にモチベーションは高まるはずです。
ボルダリングは今まで出来なかった課題を落とした(クリアした)時の感動とガンバ!の声の掛け合いもあって本当に楽しい記憶しかありません。
近所のお気に入りのボルダリングジムが閉鎖してしまったため、私は今はもうやっていませんが、ボルダリングは全身運動なので筋トレの代わりにもなるし単純に筋トレより楽しいし、ジムに行けば1人でもできるし本当におすすめですよ。
おわり