#26 (一社)団地暮らしの共創さんにインタビューしたら、変わりゆく社会で進化する団地の在り方が見えた。
子ども食堂や地域の支援団体を応援し、地域の素敵な活動を紹介する番組、(株)StockBaseプレゼンツ「集まれ!地域ヒーローズ!」。
第28回放送では神奈川県で団地再生に取り組む「一般社団法人 団地暮らしの共創」にヒーローインタビューを行いました。
当日の様子はSpotifyにて一部配信中です!あわせてお楽しみください。
団体情報
【本日のゲスト:一般社団法人団地暮らしの共創】
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活動内容を教えてください。
横浜市青葉区にある旧住宅公団が分譲した「すすき野団地」は今年で築50年を 迎えます。
少子高齢化していく中で「住民の高齢化」「施設・設備の高経年化」という【二つの老い】を抱えています。
その中で「自分たちでできることは自分たちでやろう」という理念のもと、これまで外に出していた団地内の日常清掃や管理組合・自治会の運営のサポート等を行っています。
活動を始めたきっかけを教えてください。
元々在宅介護の現場でケアマネジャーとして仕事をしていました。
今後、人口減少が進み、社会保障も先細って行く中で、より住民の「たすけあい」「ささえあい」「わかちあい」が必要だと感じました。
その中で「団地」が社会課題の先進地であり、逆に少し手を加えることで、暮らしやすい場所になると考え、団地の「再生」「再価値化」に取り組もうと思いました。
活動を始めてうれしかったこと・良かったことを教えてください。
少しずつ変わり始めた環境や成功体験の中から、活動に協力してくれる人たちが、団地の内外から集まってくれたり、感謝の声をかけてくださることはうれしく、そして感謝です。
活動を始めて大変だったことを教えてください。
今でも我々の活動が理解されていない方がいて、誹謗中傷が絶えないことはとても辛く、苦しいことです。
現在団体が必要としている支援があれば教えてください。
少子高齢化していく中で、我々の活動を担ってくれる人材がいないことです。
「団地」に興味を抱き、活動を担ってくれる若い世代をどう呼び込んでいくかが大きな課題でそういった部分での支援があれば助かります。
団体の活動を続けていくために地域住民ができる支援を教えてください。
SNSに限らず、様々なメディアを通じて我々の活動や団地のことを知ってもらうことの支援を希望します。
団体の今後の展望を教えてください。
横浜市だけでも築40年以上500戸以上の団地が64もあり、同様の「二つの老い」という大きな課題を抱えています。
再生・再価値化の「すすき野団地モデル」を作り上げ、横浜市から全国の団地にこの成功モデルを横展開できれば、大きな社会的インパクトがあると思っています。
また、その一歩として団地の1階に食事もできる多世代交流拠点「だんちのオカッテ」を作ろうと計画しています。まず、そこを足掛かりにしたいと思っています。
番組情報
(株)StockBaseプレゼンツ「集まれ!地域ヒーローズ!」では今後も地域の支援団体の皆さんをお招きし、その活動を応援してまいります!
毎週金曜12時は金沢シーサイドFMにてお会いしましょう。
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