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中国では13.5%!預金準備率ってなあに?

年末から年始にかけて、大荒れのマーケットでしたね。
米中の追加関税を決定する猶予期間は2か月を切りましたが、さずがにほっておけないと思ったのか、米中ともに金融政策を変更してきました。

米国の政策金利引き上げの凍結をにおわせる発言は、まだどうなるのかわかりませんが、中国は預金準備率の引き下げを実施してきました。

この記事を見て、学生の頃勉強した金融の知識を思い出した人も多いと思いますが、中央銀行の三大金融政策は公定歩合の決定、公開市場操作、預金準備率の操作です。
金融政策を全部解説している紙幅はありませんが、預金準備率とは銀行の重要な機能である信用創造機能の中核となる割合で、状況にもよりますが、最も流通する通貨の量を大きく左右する指標です。

預金準備率とは簡単に言うと銀行が預金の一定割合を中央銀行に預けて、残りは貸し出しに回してもいいよという時の割合のことを言います。例えば預金準備率が10%とすると100万円の定期預金のうち10万円は中央銀行に預けて、残り90万円は貸し出しに回すことができます。銀行が貸し出した企業から受け取った企業はそれをまた銀行に預けます。
すると90万円の10%、9万円を中央銀行に預けて、残り81万円を貸し出しに回すことができます。これがずっと続くと最初の100万円から見ると何倍ものお金が流通することになります。親ガメの上に子ガメを乗せて、子ガメの上に孫ガメ乗せて・・という具合ですね。
これを銀行の信用創造機能といいますが、この準備率が少し動くだけで、お金の流れに大きな変化が起きるのはお分かりだと思います。
中国人民銀行は一時20%を超していた預金準備率を昨年4回も引き下げ、今回の引き下げで13.5%にまでなりました。

過去の例でいうと、預金準備率と株式市場は逆の動きにあり、経済の失速を防ごうという意図があります。

つまり中国人民銀行の預金準備率が大幅に下がっているので、
香港や上海のマーケットはこれを受けて上昇していますが、中国経済は失速せずに成長できるでしょうか?
2019年も中国経済から目が離せませんね!

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