エンジニアとして解決したい課題が無数にあり、解決した時のインパクトが大きい。エンジニアとして働く魅力とは。#20
プロダクト開発部でエンジニアをしている河井と申します。2018年10月に新卒入社してから、TUNAGの開発に携わっています。
エンジニアを志したきっかけ
そもそもエンジニアリングを志したきっかけからお話ししようと思います。
私はもともと学部は経済学部で、個人や企業の行動に興味があってゲーム理論という分野を専攻していました。学問として面白かったのですが、理論を提唱するだけで自分では何も出来ないもどかしさを感じていました。当時、大学院に進学しようと思っていた中だったので、経済データを使った研究だったらもう少し実社会に近づけるのではと考えて情報系の大学院に進みました。ただ、今思えば当然ですが、実データを使ったとしてもやはり研究するのだと先の課題は解消されず、サービスを自分の手で開発したい気持ちが強くなっていきました。
そんな中、登録していた就活サービス経由で、当時CTO(現VPoE)の小林からメッセージを貰いました。
TUNAGは、企業のためのSNSで、会社と人、人と人のつながりが可視化されます。学部生の頃から関心のある領域と実サービスが結びつけられるのではないかという可能性を感じ、開発に関わりたいと思って入社を決めました。
入社してからの業務や役割
学生時代の経験としては統計・機械学習がメインだったのでウェブアプリケーションはほぼ初めてでした。
簡単な改善タスクからスタートして、ユーザーの利用状況を確認できるダッシュボードの開発、その後はデータ集計基盤のメンテナンス、画像配信サーバーの開発、Ruby on Rails(TUNAGを実装しているフレームワーク)のバージョンアップなど基盤寄りの開発をしてきました。それと並行して、サービスのモニタリングやパフォーマンス改善などいわゆるSRE業務も並行してやっていました。
昨年にはマネージャーとしての役割も与えていただき、マネジメントを学びつつチーム作りに励んだり、TUNAGの事業理念を策定するプロジェクトに参加したりと、組織や事業といった観点で視野が広がった1年でした。
現在ではスクラムを導入したことにより、マネージャーという役割はなくなり、かつバックエンドといった技術領域による区分もなくなり、領域横断的にTUNAGの機能開発をしています。
プロダクト部はどんな組織か
スタメンには行動指針を定めたStar Wayというものがあり、それを元に開発チーム向けの指針として定めたStar Codeというものがあります。
これを各メンバーが意識できていて、同じ方向を向いて協力し合える組織だなと感じています。
Star Code
最高よりも最速
ユーザー目線で考える
問題を見極める
失敗に向き合う
枠を越えて巻き込む
自分の意思を持つ
たとえば、リリースで不具合が出てしまったときでも、その失敗を共有してチームとしての糧にしようと振り返りのミーティングが開かれたり、別々のチームだけどたまたまリリース前のコードを見て気になることろを質問してくれたりと、当たり前のことかもしれないですが、こういったことの積み重ねが仕事のしやすさにつながっていると思います。
エンジニアがスタメンで働く魅力
私が思うエンジニアにとっての魅力は、課題を解決したときのインパクトが大きいことだと思います。
上場をしたとはいえ、組織としても事業としてもまだまだ小さいです。
サービスに直接的な変化をもたらすような機能はもちろん、サービスを安定的に稼働させるためのインフラ、開発効率を上げるためのツールなど、エンジニアとして解決していきたい課題が無数にあり、組織や事業の規模がまだ大きくないゆえに、そのどれもが事業の成長において重要になってくるのでやりがいを感じられます。
また、スタメンは新規事業に積極的な会社です。
課題を自ら提起してサービスを開発するチャンスもあるので、既存のサービスが仮に成熟したとしても、そういった課題は常にあると思っています。
今後の挑戦
これまではTUNAGの社内SNSとしての基本機能(多様なコミュニケーション方法の実現や、企業で使うに当たって必要な権限管理など)を開発していくフェーズでした。今ではようやくそれらが揃いつつあるので、もともと興味のあったユーザーの行動データを使った機能の企画や開発に挑戦していきたいです。
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