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ひとりのご飯の時間も、意思を持つこと
一冊の本のタイトルにわたしはドキッとした。
『わたしが最近弱っているのは毎日「なんとなく」食べているからかもしれない』/ 小倉朋子
うさのすけ.の仕事が終わるのを待っているとき、わたしは本屋にいた。
その本屋さんは、雑貨なども一緒に置いていて、店頭に並んでいる本は結構厳選されている。
そんな中、目に留まったのがこの本である。
最近、やる気が起きない。いつも眠い。だるい。
そんな症状がずっと続いている。
PMSの影響もあるものの、ここまでひどいのはあまりない。
まだちらっとしか読んでいないので、ちゃんとした感想はまた後日書こうと思う。
さらっと読んでいた中で興味を持った章がある。
「私が自分を大事にできないのはひとりごはんを雑に食べているからかもしれない」
現在、わたしは一人暮らし。
一人暮らしのご飯って雑になりやすい気がするのはわたしだけだろうか。
あまりたくさん食材を買っても、無駄になってしまったらいけないし。
誰かに見られていることもないから、姿勢なども気にせず食べてしまうことも多い。何かをしながらご飯食べる、そんなことが日常化してしまっている。
外にいるときも、「なんとなく」でご飯を選んでしまっている気がする。
その状況の中でも食べたい、最高の食べ物を選ぶ。
数ページではあるが、はっとさせられた。
だから今日は、意識を変えた。
健康診断で朝ごはんは、今日はなし。
お昼ご飯は病院の近くにあるサイゼリヤでいいかな、と最初考えていたところだった。けど、「本当にそれが食べたいの?」と自分にと聞いてみた。
そう聞いたときに思い出したのは、社会人1年目の健康診断のときに行ったカフェである。
懐かしい。そこのお店は、女性が一人で切り盛りしているお店で、手作りの料理が美味しい。
ランチを頼んだ。プラスでドリンクとデザートもつけられてのだけど、今日早めた。
チキンデリ。野菜もたくさん乗っていて、かぼちゃのスープも美味しい。
しみじみと味わって食べたら、お腹もいっぱいになれた。
ああ、こういうことなのかなと思った。
家に着いて、洗濯をしてお昼寝をたっぷりして、久しぶりに料理を作った。
簡単なものだけど、いつもより楽しく作れた気がする。
そして、ちょっと気持ちもさっきより上がってきた。
気持ちが落ちているときこそ、自分の選択を「なんとなく」で選んではいけない。
自分の気持ちを無視してはいけない。
生活の基本を大切にしよう。
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