SES配属ガチャに大失敗してまたしても人生終了した話
大変お久しぶりです。
底辺の悪魔です。
長い間何をしていたかというと、就職活動です。
やっとの思いで就職して、勉強して、長い研修を受けて、いよいよ自分の好きなことができる!スキルアップができる!
障がい者なのにさ!
と思っていたのですが、タイトルの通り、配属された場所がこれまたとんでもないところで、神とやらはまたしても僕に試練を与えるようです。
ということで、今回はしばらく執筆休業していた中で経験したことについて、特に就職〜配属までの悲惨な話をしていこうと思います。
IT(SES)の業界なのでこれからこの業界に挑戦してみたいと思っている方の参考になればと思います。
順調な滑り出しだった
私は今年の5月ごろに入社し、上京したのですが、今思えばあの時間が一番楽しかったと思います。
中途だったので、いろいろな経歴を持っている人と関わることができ、みんな成長意欲や向上心の塊のような人たちばかりでした。
みんな今は何者でもなくても、経験を積んで、資格を取って、いずれはシステムやインフラを開発・設計する側、いわゆる上流工程と呼ばれる仕事につきたいと考えており、優しくも確かな野心はある、そんな研修でした。
研修は初期の研修の成績がいいと、定員は少ないですが、より実践向きのレベルの高い研修を受けることができ、私は運良くそこにいくことができました。
一応、初期の研修中の段階で配属を決める準備は始めるのですが、研修を次のステップに進められると認められた人はその研修を受けるために少し猶予期間が与えられます。
どうしてこの業界に入ったのかと言われれば、長くなるので割愛しますが、SESは配属先次第で全てが変わると言っても過言ではないくらいの、ガチャ業界。
色々思うところはありましたが、だからこそ勉強して、よりレベルの高い研修を受けられれば、配属で失敗するリスクを減らすことができるとおまっての行動でした。
結果としては、研修までは望み通りの形で進められましたし、この研修を終えられれば、比較的上の工程に携わることがほぼ確約されると、説明の時点で聞いていたので、順風満帆と言って差し支えない状況でした。
ここまではね。
エンジニアに選択権はない
数ヶ月にわたる厳しい研修を終えて、私にも配属のシーズンがやってきました。
どのように配属されるかというと、営業さんがエンジニアを欲しがっているお客さんを捕まえてきて、そのお客さんに対して、僕らエンジニアが紹介されるという形です。
そこで、お客さんとのミスマッチがなければ配属となります。
ここで注意してほしいのがエンジニアの意向がどこまで反映されるのかというところです。
もちろん、全く意見が通らないということではありません。
「こういう研修をしてきたからこの内容がいい」や「家から近い」みたいな意向を多少なり汲んでくれるのですが、基本客に欲しがられた時点で配属決定です。
「もっといい案件があるかもしれないから」や「同じ時期に紹介されたもう片方に行きたかった」なんてことは通用しません。
就活生のように、いくつか内定をキープしてじっくり考えるということがほぼ不可能です。
案件の紹介は複数行われることも多く、いろいろな客先から来てくれと言われることもありますが、基本的に複数の案件の中でどこにいくのか最終的にきめるのもエンジニアではありません。
どのように決めるかはここではお話しできないのですが、とにかく融通が効かないのです。
研修成績も全く無意味だった
先ほど申し上げたように、僕は確かにハイレベルの研修を受けて、上流工程から始められるチャンスを大きくすることはできました。
しかしながら、複数の案件の中で、僕に与えられたのは、ハイレベルの研修どころか誰にでもできるような仕事しかないような案件でした。
他の同期たちも、何らかの不満を持ちながら配属先に行きましたが、内容はどうであれ、構築や設計に取り組めている人が多いです。
そんな中、僕は必死で頑張った研修の内容を鐚一文使わない現場。
残念で他なりませんし、この先何をモチベーションに頑張ればいいのかわかりません。
それは、やりがいも面白みもない業務もさることながら、今まで自分が血と汗を流しながらやったことが1ミリも反映されないことをまたしてもぶつけられたことに対してでもあります。
実はもう一つ同時に紹介された案件があったのですが、そちらは明確に構築からやると言われていたのでそちらに行きたかったのですが、最終的に出向の意思表示までしたのに通りませんでした。
どうして僕だけなんでしょうね。
僕はもう20代も折り返しです。
いろいろなことにチャレンジしたいと思いますし、そのために自分で考えて、努力して、道を切り開こうとしますが、いつもぬか喜びに終わってしまいます。
これ以上落ちる場所ないだろって思っていたので驚きですが、できる限りこれからも頑張ります。
もう少し、もう少しだけね。
そんなわけでちょっとした愚痴話でした。
みんなも気をつけて、僕みたいに救われない人間にならぬようにね。