下手には下手なりの存在意義がある(ハズ)
ボクの趣味はカメラで写真を撮ること。
これまでにカメラ趣味に使ってきた金額を考えることはできればやりたくないんだけど、面と向かって真剣に考えると恐ろしい金額を消費してきたことになる。
それでもボクの写真技術は素人の域を出ないし、その壁を乗り越えたいと足掻いても多分ボクには到底無理なんだと思ってる。そして世の中にはボクが絶望するほど素晴らしいセンスを持っている人がたくさんいる。
ボクはそんな人には絶対になれないんだ。
ボクのブログ
そんなほぼ素人のボクはカメラ系のブログを書いてる。それも一つだけじゃなくていくつも。
カメラレビュー系のメインブログと、作例メインのサブブログ、そしてまちおこし用のブログ。どれも悩みながらここ数年で作ってきたブログ。
ボクがブログを書く理由は、自分が生きていた証を残したいから。
っていうとかっこよく聞こえてしまうかもしれないけど、ボクがいつかこの世からいなくなってもボクが過ごした時間、見た景色、感じたことをネットの大海原に笹舟を浮かべるようにそっと残しておきたいから。
写真下手なボクがブログを書く理由
ちょっとかっこいいことを言っちゃったけど、写真が下手なボクがなぜカメラブログを書いているのか。
カメラで写真を撮ることが好きだったけど、撮った写真をどうするのか悩んでいたボク。いわゆる「出口」が見つからなくて写真を撮る=入り口が詰まっていた感じだったボク。
そんな時に出会ったのがブログだった。ブログだったら自分の写真を世の中に発表する機会にすることができる。そんな軽い気持ちで始めた。
でもその思惑は一瞬で崩れてしまう。
だって世の中にはボクよりも何倍も写真が上手い人がいるんだから。もうびっくりするよね。落ち込むよね。絶望するよね。
少しでもその人たちに近づきたくて努力するけど全然近づく気配もなし。
そうなんだ。ボクは写真のセンスがないんだな。
そう思うまでにそれほど時間は掛からなかった。
下手なりの存在価値
一時はブログに写真をアップすること自体が恥ずかしい時もあった。「この人下手だな〜」って思われたら嫌だな。そんなことを一人で勝手に考えてた。
うまい写真がたくさん見れるページとしてフォトヨドバシがある。基本はカメラやレンズのレビュー記事なんだけど、どれも恐ろしく美しい写真ばかり。多分プロの写真家が撮ってるんだよ。多分。(そう思いたい)
ボクも買いたいカメラやレンズがある時は穴が開くくらいフォトヨドバシのページをみたし、カメラに興味がある人はみんなそうなんじゃないかな。
でもあまりにも上手すぎてフラッグシップカメラでもエントリーカメラでもよく写りすぎるんだよね。どれも最高のカメラに思えちゃう。
でも写真が下手なボクは、カメラのスペックにおんぶに抱っこだから、ボクが撮った写真は多分素人の人にも撮れるレベル。だからボクのブログを見てもらうと「現実的に」撮れる写真がわかるんじゃないかって思ったんだ。
つまりボクは、これから写真を始めようと思っている人にとって、「まあ普通に撮ったらこれくらいは撮れるんだな」っていう指標になろうと思ったんだ。
だからボクがブログに書くカメラは、コンデジを中心とした比較的カメラ初心者が手にするカメラだし、いくつかのそんなカメラを使って比較することで初心者が最初に買うカメラの参考になればいいと思ってるんだ。
ボクにも存在価値があるんだね
そう思えた瞬間にボクは心が軽くなったし恥ずかしがることもないんだと思った。だってみんなプロみたいな人ばっかりだと、以前のボクみたいに自信をなくしてカメラを写真を嫌いになってしまう人もいるかもしれない。
ボクはそんな人たちが自信を持ってこれからもカメラの趣味を続けてもらうための、試金石となるためにブログを書き続けようと思う。
だからみんなも時々ボクのブログにやってきて自信をつけて帰ってほしいな。
そんなボクの、揺るがない存在意義。
この記事が参加している募集
よければサポートお願いします!あなたのサポートは新しいクリエイティブ活動に生かさせていただきます!