【marvel rivals】”初心者向け”に隠された罠
LoLが新シーズン始まったのに全くやらずにmarvel rivalsを一生やっているのだが、周りに布教したおかげで結構やってくれる人が増えている。
ここ近年死ぬほど擦られてるヒーローシューターだが、俗に言うキャラゲーにおいて使用キャラに悩む事は必然となっている。
特に「ライバルズが初のヒーローシューターだ」という人には「キャラ多すぎて初心者は何使えばいいのかわかんないよ!」となってしまう。
そこで絶対に「マーベルライバルズ 初心者 キャラ」と調べるだろう。
これで出てくるキャラを使ってみるけど全然勝てない・戦績が悪い・味方に迷惑がかかってる様な気がする…などネガティブになる事も少なくない。
実際私の周りにもいた。
実際、初心者向けキャラというのは「今夜勝てるキャラ」じゃなくて「練習し甲斐のある、勝て始めると面白いキャラ」が最適だ。
今回は本当にオススメ出来る、始めたてだからこそ最初から練習するべきキャラを紹介する初心者オススメキャラ
初心者オススメキャラ
ヴァンガード(タンク)
ぶっちゃけタンクのロール自体が初心者向けではないものの、最低2キャラは出来ないと困るロール。
上手くなるとDPSよりダメージが出るくらいキャリーできるロールなので頑張って練習してみると良い。
・ドクターストレンジ
盾、飛行、ポータル、バーストダメージとなんでも出来る王道の万能メインタンク。
盾はこのゲームでトップの硬さを誇るものの、盾にだけ頼って戦うとすぐに盾が割れて即死するので遮蔽を使った戦い方や、コンボで絶え間なく火力を出すのである程度操作の練習が必要。
万能ではあるが性能のバランスが良いわけではなく、特化した部分を上手く使えないと勝てないと言うのも逆に初心者向けだと思う。
それとポータルはめちゃくちゃややこしいので座学は必須。
特に開幕の裏取りポータルや落下死ポータルを開く為にもマップの構造把握をしっかりしないといけない為、動画などで勉強しよう。
・マグニートー
飛翔物に対する対処法を多く持つ盾持ちメインタンク。
盾は飛翔物体をブロックしたり、自他へシールドを付与出来るスキルを使ってゲージを溜める事で撃てるアビリティで近づいてくる敵を吹き飛ばせる。
ウルトも飛来物を吸収し、吸収した分だけ威力の上がる元気玉を投げつけると言うまさしく対遠距離のスペシャリスト。
そんな防御力を持つ反面、移動スキルを持たないため一度崩れると即死しやすかったり、正面防御は最強格でも側面や背面からの攻撃には弱いなど明確な弱点もある。
弱点を立ち回りや構成でカバーをする必要があり、練習した立ち回りは全キャラへ通ずるのでマグニートーに慣れたら他も試してみよう。
・ハルク
一見超重量級に見えるが、タンクの中でもヴェノムに次ぐ機動力を持つダイブタンク。
一度死んでも変身解除されるだけでもう一度変身できれば戦線へ復帰できたり、シールド、スタンなどのスキルも噛み合って生存力も比較的高い。
前線での殴り合いをストレンジなどの相方に任せて自分は後ろのサポートやDPSをしばきにいく動きを基本とし、ピョンピョン動き回って戦線をぐちゃぐちゃにするのが仕事。
しかし、その目立つ緑色の巨体故に何も考えず立ち回ると蜂の巣にされやすく仕事ができなくなったり、引き際を見誤るとあっという間に殺されるので引き際(デッドライン)を見極める必要がある。
デッドラインは経験を積むしかないので最初は上手くいかなくても諦めず練習してみよう。
デッドラインの判断も全キャラへ通ずるので比較的硬めのハルクで感覚を掴んで、他のキャラへ活かしていこう。
ファイター(DPS)
初心者でも分かりやすいキャラが揃っていて、「狙って撃って倒す」と言うシューターゲームの基礎的な部分を担う重要なロール。
かなり人気な為取り合いになることが多い。
・スカーレットウィッチ
エイム不要のメイン攻撃、設置系スタンスキル、無敵化、一撃逆転のウルトなど途轍もなく分かりやすく基礎的な部分をあらかた持っているバランスのいい初心者向けキャラ。
簡単で癖がなくて操作しやすく、ウルトの逆転性能も高いのでヒーローシューター未経験ならまずはコイツを使ってゲームの流れを掴んでいこう。
スカーレットウィッチの弱点は「癖がなくてバランスが良い」と言う点。
一見強力なメリットの様に聞こえるが、裏を返せば「尖った性能がない」ということになる。
ウルトは逆転性能が高い反面、発動から爆発のラグがある上に目立ちやすく、実力が上がるとスキルで簡単に止められやすくなる。
他にも、尖った部分がないので「コイツを出せば勝てる」というカウンターピックは少ないのだが、逆にいえば「どのキャラも実力次第で勝てる」ということにもなる。
「簡単で癖がない」というのは「明確に実力差が出る」という側面を持ち、更にエイムが不要なのでずっとスカーレットウィッチを使っているとエイムが必要な他キャラへ移行しづらいなど、初心者向けとは言いづらい部分もある。
ヒーローシューター/TPS経験者はスカーレットウィッチを使わずに他キャラから始めて、未経験者も少しゲームに慣れたら他キャラへの移行を考えよう。
コイツは下手に強化すると恐らく全てにおいて最強の壊れキャラになる為、練習する価値自体はあるので一応触れる様にはしとくといい。
・ヘラ
言わずと知れたシーズン0最強壊れキャラ。
シーズン1になるにあたって弱体化されたが、それでもなお最強格の座を手にしている。
性能はエイムに超特化したヒットスキャン(即着弾)キャラ。体力250のキャラならヘッショで2パン可能。
「当てれるなら最強だが、当たらなければどうということはない」を地で行くキャラで、あまり初心者向けとされることは多くない。
だが、逆に言えば「弾が当たるなら誰が使っても最強」でありコイツを使える場合プラチナくらいまでは余裕で上がれる。
さらにスタン、ブリンク、高い逆転性能のウルトと実は意外にスタンダードなキャラでもある。
ただ逆に当てれない場合は居ないのと変わらないので当たらない人は一旦他のキャラを使って、エイム練習から始めよう。
幸いなことにライバルズの射撃訓練場はかなり充実しているので少しエイムを鍛えてからキャラの練習をしてみるといい。
「エイムして弾を当てる」というシューターの基礎を徹底的に突き詰めた究極のシンプルキャラ。
この先意味わからんくらいのお仕置きナーフをされる可能性があるので、キャラパワーがある今の内に練習をしてみるといい。
ストラテジスト(サポート)
サポートは味方の強化・回復や敵の妨害に特化していて、チームに絶対に最低2人必須な要となるロール。
やれる事が多い分仕事も多く、敵と味方を両方見る必要があるがキャリーできた時の達成感が癖になるロール。
・ロケットラクーン
「初心者向けキャラ」と調べると大抵スカーレットウィッチとロケットラクーンとジェフが紹介されているくらい簡単。チュートリアルもこのキャラ。
回復にエイムが不要でブリンクと壁走りで機動力も高く、リスポーンビーコンやウルトのダメージブーストなど味方の支援という点に特化したキャラ。
回復の玉を出すだけで周囲をまとめて回復でき、リスポーンビーコンで戦闘で数的優位を維持して進める事ができる。
更に連携スキルでパニッシャーやウィンターソルジャーを大幅強化できる為、この2キャラを使うプレイヤーから「ロケット使ってくれ!」と頼まれる事も少なくない。
これだけ聞くと素晴らしいキャラだが、回復がサブ射撃の回復玉だけで肝心の玉も回復効率がダントツで低く、リスポーンビーコンもチーム全体で一度切りしか使えずクールダウンも長く、ウルトも勝ってる時の勝ち切り性能は高いが「使えば逆転できる」というものではない。
更に「支援に特化している」というのは言い換えれば「味方に依存する」という事であり、味方の強さがロケットの強さに直結してくる。
パニッシャー達を大幅強化する連携スキルも結局のところパニッシャー達のエイムが良くなければ意味がなく、ダメージブーストも味方がバタバタと殺されると使い道がない。
こんな具合に簡単ではあるが自分1人でやれる事が極端に少なく、「火力が出しやすい」という強みも”出しやすい”というだけで他のキャラも練習すれば同様に火力が出てしまう。
シーズン1初期の現状、正直あまり調子は良くない。
出来るだけこう言うネガキャンはしたくないが、ぶっちゃけ言うと「ロケットを出す」と言う行為自体があまり強くないと思ってしまうくらい調子が悪い。
なのでスカーレットウィッチ同様に完全未経験でない場合は他キャラで始めて、完全未経験でも少し練習してゲームへ慣れたら他キャラへ移行してみよう。
それと、パニッシャー達から使えと言われて使った時にパニッシャー達の戦績が振るわなかったらキャラを変える勇気を持とう。
・ルナスノー
シーズン0中期辺りからやばさが露呈した最強サポ。
シーズン1になるにあたり弱体化を受けても尚その性能は大して変わらず、ウルト一つで相手の行動全てを封じるKPOPアイドル。
即着弾のメインで回復と攻撃ができ、スキルでメインを貫通攻撃に変える事で前方へ高効率のヒールをばら撒きながら敵へ攻撃できたり、相手を凍らせて行動不能にするスキルがある。
更に味方へマークを付与する事で回復量を上げたり付与した味方が離れていても回復できるスキルを持ち、発動するだけで効果時間中は敵の攻撃をほぼ無効化できる攻守において最強のウルトを持つ。
そんな最強性能を持つ反面、パッシブ以外に移動スキルを持たずそのパッシブも発動までラグがあり凍結させるスキルも発生までのラグ・遅い弾速・ピンポイントで当てなければいけないなど難易度が高く、自衛力はサポートの中でも特に低い。
敵のフランカーに絡まれた場合、Eの凍結を外したら死を覚悟しなければならないので味方に守ってもらえる様にするための立ち位置が重要。
ただシーズン1現在、そんな弱点を持ってしても余りある圧倒的性能を誇っていて、ウルト一つで相手のあらゆる行動を無効化するのでサポを使うならまず最初に使えないといけないキャラとなっている。
これはルナスノー以外のサポどころか全ロールの全キャラへ言えるが、味方との連携の第一歩は立ち位置だ。
その中でもルナスノーは「陣形全体を見れて味方に守ってもらえて敵に攻撃も出来る」という全ての要素を持った立ち位置を取る必要がある。
特にルナスノーは他サポに比べ自衛力が極端に低く、ルナスノーを中心に味方がポジショニングする事も多いのでルナスノー本人の立ち位置を間違えるとそれだけでも劣勢になる。
その為、立ち位置が特に重要なのでルナスノーでポジショニングの基礎を学ぶといい。
さいごに
「強いキャラを下手くそが使うな」という意見があるのは大いに分かるが、誰もみんな最初は初心者だからクイックマッチでたくさん練習するべき。
ランクで使った事ないキャラを使うのは良くないので、必ず射撃場でキャラ性能を把握してクイックで実戦経験を積んでからランクで使おう。