【学生へ】専門学校を出てゲーム会社で働きだしての所感 (経験は積んどけ)

お疲れ様です。
某ゲーム会社で働きだして四か月が経とうとしています。
私事ですが、研修も同期の中で早めに終わり早速実務に配属されました。お陰様で夢だったゲーム制作に参加できています。

タイトルが発売されたわけではございませんが、自分の中での一つの区切りを終えてちょっと書いとこうかなと思った次第です。
プロの世界でのゲーム制作と学生時代のアマチュアでの制作とのギャップ、"
どんなものかと思っていたらそうでもなかったよ"っていう話です。もちろん法務など別の面ではかなり厳しいですよw

かくいう私も学生時代はCESAのゲーム大賞アマチュア部門やクリエイター甲子園などを通してゲーム制作をしてきました。私の場合は学生時代に10人前後で制作を経験わけですが、きっと皆様も同じような悩みを抱えていると思います。
コンセプト、仕様書、締め切り、コミュニケーションエラー、etc….

これ、なんも変わらんです。

だから猶更入社前にゲーム制作をしておくということは共通言語ができます。

できる人はできない人の考えがあまりくみ取れない場面も多いと思います。簡単な例えですがゲーム制作をしたことがない人にαだのβだの、プランナーがどうのこうの言っても思考回路がまだ慣れていないので。あとはゲームエンジン触ったことないモデラーがいたとして、描画処理云々言ってもわからん人もいるのです。ちょっとしたアクシデントが発生したときに、その問題解決策を出すときに経験が生きる場面が多くて。どの職種がどんなことしてるか、どんな技術がかかわってくるか、その知識の差が知恵の差となってきます。細い技術と人という糸が何本も何本もつながってチームでものをつくっています。

お互いの共通認識をどれだけ持てて制作に入っていくかがかなり大きな力となっていくと思います。だから、学生時代にチームで何か作ったりすることはとてもいいことだと思いました。つらい記憶があるのがほとんどだと思いますが、むしろそこが谷の底くらいです。ほかの職種の人のことも理解してあげて、知識もつけて。あとは登るだけ….だといいですね。

ゲーム会社に入れば周りは自分よりも上の人しかいません。選ばれ集まった同じ意思を持つ同志たちです。もしそこであなたが作りたいゲームを作っているなら、ワクワクしてきませんか?

実際クリエイターやってお金もらえるってとんでもないですよ……..天職でした。私は営業職だなんて絶対できませんし、ほかの職の人のことをさらに尊敬するようになりました。今の生きがいはまさに仕事で何かを達成すること、そして自分の生活を満足に過ごすことにあります。

もし学生の方が見られているなら、きっといい未来が訪れますように….



追記(年収マウントという単語があります。その差は働きだしてからかなり実感してきます。会社選びはあなたの今後の人生を左右します。数年勉強するだけで手元にくるお金の額が桁が変わってきます。汚い話ではないです。あなたの命に関わる話です。タイトルも大事ですが働きやすさも滅茶苦茶大事です。有給が取れる、見込み残業はダメ、ボーナスのある会社を選べ とだけ言わせてください。私の会社は昔はブラックと言われていましたが、今は綺麗になったというか…。これが普通の時代になってきただけなんですけどね。ありがたいことに最近中堅以上のゲーム会社初任給は年収中央値よりも高いですから。ただ、学生時代の知人は初日から残業して23時に帰っている人もいるようです。学生さんはしっかり作りたい作品作ってインターンシップに参加しまくってしっかりリサーチして会社選びをしてくださいね。)

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