得点を増やす3原則
今シーズンのプレミアリーグ、ハーランドがとてつもない勢いで得点を決めています。加入初年度なのに、すごいです。
この得点量産にはハーランドの驚異的な身体能力の裏付けがあるのは言うまでもありません。
恐ろしいのはそこではありません。身体能力に甘えることなく得点に必要な原則を徹底的に遂行し続けていることです。
得点に必要な原則とは
①寄らずに離れる
②守備者の死角に走る
③守備者の矢印がボールに向いた瞬間に①②
①について、ハーランドはゴール前でパスを呼び込む際、必ずボールから離れます。寄って受ける事はしません。結果的にゴールに体を向けてボールを受けられます。
②について、①の副次的な効果とも言えすが、①の実行と同時に守備者の背中側に走ることもします。ボールを受ける時にフリーの状態を作れます。
③について、守備者の意識はボールに行きがちです。ハーランドは守備者の重心がボール方向に寄ったのを見逃しません。その瞬間にフルスプリントでボールから離れます。その結果生まれる1〜2秒の余裕を最大限に活用しています。
ハーランドの身体能力は真似できません。
原則は真似できます。
ハーランドは身体能力と原則を掛け合わせて今シーズンのような結果を出していますが、優秀なストライカーは皆この原則に基づいた動きを遂行しています。