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自己否定をやめる一番の方法

他人と自分を比較して落ち込んだり、○○だから自分はダメなんだとか、自分なんていないほうがいいんだとか、自分自身のあり方を否定してしまうことを自己否定と言いますが、これをやめる簡単な方法があります。
それは「自己否定する自分もいていい」と受け入れることです。

妙な感じがするかもですが、自己否定していることさえ気づいてない時って、自己否定のやめようがないんですよ。
これは身についてしまった思考の傾向というか癖なので、まずそれに気づかなければどうすることもできない。

自己否定する性格だと気づいた時に、自分を責めるようになり、おまけにそんな自分が嫌になってしまうのですが、この段階になればしめたものです。
なぜかというと、「そんな自分を変えたい」という意識が働いているからです。

「自分を責める」ことから解放されるための手っ取り早い方法は、そんな自分を受け入れることです。
そんな自分もいていいんだと認めることです。
言っておきますが、これはそのまま変わらなくていいということではなくて、そんな自分を赦すということなのです。

自分を責めるという行為は、そこにフォーカスしてしまうために、逆に頭から離れなくなってしまうので、わざわざ虫眼鏡で拡大して大変だ大変だって騒いでいるようなもので、それをやめたい、自分から切り離したいと思ってもできないのは、自分の一部だからなのです。

自分の一部を切り離したいという思いは「分離」であって、切り離したいのに、なかなかそれができないという経験は誰もがあると思いますが、「分離」するのではなく「統合」に向かえばいいわけで、そんな自分をマルッと受け入れればいいのです。
それが「分離」から「統合」へと言われている本質です。

ここで覚えておきたいのが、「分離」しようとするとかえって際立ち、「統合」すれば薄まりやがて消えていくということ。

自己否定をやめたいなら、それも自分の一部だと認め受け入れる。
そうすれば自己否定しなくなるのは時間の問題で、やがて気にならなくなっている自分に気づくでしょう。

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