貧乏だったけど夢があった時代から心の豊かさを求める未来へ
最近昔のことを思い出すことが多くて、思い出してはジンワリなることが多いんですよね〜笑
子供の頃はとても貧乏で、鰻の寝床みたいなアパートに住んでいて、六畳一間に家族四人で生活し、キッチンもトイレも共同という、絵に描いたような昭和な生活をしていました。
でも当時は自分が貧乏な家の子だという認識はなく、まぁ周りも同じような貧乏暮らしの人が多かったからかもだけど、毎日が楽しかったし、今思い出しても「生きる」ことに対してめちゃくちゃエネルギーがあった記憶があります。
戦後から十数年が過ぎ、やっと復興を遂げてこれから成長するぞという時期だったし、家電や自動車などなど各メーカーが競って、急成長を遂げるような時代でしたから、今とは全く違う環境でした。
でもまだどの製品も海外製のほうが優れていて、追いつけ追い越せと躍起になっていた頃でしたから、何よりも活気がありましたね。
そして日本製品が世界を席巻した時代を経て、今はアジアにその席を譲り、現在の日本は低迷しているように見えますが、それはあくまでもハードの分野のことであり、これからソフトの分野では日本が中心となり、世界を牽引していくことになるでしょう。
昭和の頃からずっと、家賃や生活費のためにお金を稼ぐのが当たり前でしたが、北海道に来てそのパターンから脱出した時に、今までが相当変だったことに気づきました。わかりやすい表現としては「思考が止まってた」ってことなんだけど、これは恐ろしいことにハマっている時にはわからないし、わからないということはそこから抜け出そうという発想も生まれません。
家賃や生活費のためにお金を稼ぎ、家やクルマやなんやとモノを所有することで満足感を得て、またそれをアピールできることがステータスでもありましたが、もうそんなことでは満足を得られないフェーズに入りました。
過去の自分を振り返っても、毎日のスケジュールがツメッツメで、またそれをこなしている自分に酔ってたんですよね。そして毎年のように体を壊して入院してたんですけど、ある時に高額な入院費を払うくらいなら、ゆっくり休んで旅行に行ったり、自分を労るようにしなきゃダメだって思ってから、ペース配分を考えるようになりました。
人間の潜在能力を発揮するには、忙しくないほうがいいです。自分一人になってボーッとする時間は、宇宙と交信する時間でもあるので、あれこれ頭で考えている時にはアクセスできないし、直感やインスピレーションは降りてきません。考えれば考えるほど表層意識の中で右往左往するだけなので、結果的にいい答えや素晴らしいアイデアを受け取れないのです。
自分のために時間を使えるって本当に豊かなことです。
子育てや家族のサポートなどで一時的に時間が取れないことはあっても、それがずっと続くことはないし、それはそれで貴重な時間です。
自分も子育てを経験してなかったら、それがどんなに大変なことかわからなかったし、喜びも知ることはなかったでしょう。
これからは心の豊かさを追求しましょう。
心が豊かであればそれが現実の世界に反映し、生活も豊かになります。
テレビや新聞などマスメディアの情報はシャットアウトして、心を自由に泳がせる時間をたっぷり取ってください。そして自然が豊かな場所に出かけて心身に栄養を与えてください。
外からの情報に振り回されず、自分をしっかり護りましょう。
内側からやってくる心の声に耳を傾け、それに従いましょう。
そうすることで自分の能力を発揮でき、内なる自分が満たされるので、外に目が向くことも少なくなり、今の自分にとって何が必要で何が大事なのかもわかるようになりますからね。
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