他の誰かと競争しなくていい
子供の頃からゲームの類はあまり好きではなくて、勝ち負けにはほとんど関心がなく、大人になってからもギャンブルの経験はないに等しいです。
誰かと勝ち負けを競うことに喜びを感じることはなかったからです。
でも世の中は誰かと競うこと、争うまたは戦うことに気持ちが向くような仕組みや情報が多いですよね。どちらにしても、外へ外へと目を向けるように仕向けられていたので、まぁしょうがないといえばそうなんですけどね。
ライバルには負けたくないというのは、自分を高めるためのエネルギーになる場合もありますが、戦うというのは意味がよくわからないですね。自分がどうなりたいか、何をしたいのかが明確になれば、他と戦う必要はありませんからね。自分のことだけ考えてればいいですから。
ビジネスの世界では争いがベースになっていることが多いです。
競合他社とのシェア争いなんかもそうです。
でも本来は競争などしなくても、シェアを争わなくても、自社の商品やサービスのレベルを上げることで、お客さんに喜んでもらうってことでいいですよね。
お互いがライバルとして切磋琢磨するのは素晴らしいと思いますが、他社のヒット商品そっくりなものを後追いで販売したり、わざと足を引っ張るような戦略を立てたり、サラリーマンだった頃はそんなやり方が本当に嫌で、何も魅力を感じませんでした。
長い目で見ると、現存する大手企業のほとんどは、その役目を終えて消えていくだろうし、100年後にはほぼ存在してないのです。
同じ時代に同じ業種で繁栄を望むのなら、共存共栄する方法を選択したいものです。
特にこれからは個性が問われるようになるので、似たような商品開発をしても埋もれていってしまいます。それは個人レベルでも同じことです。
より自分の個性を発揮できるように自分を育て、能力を引き出していく必要があります。
これからは他人と争わなくていいし、ましてや戦う意味などありません。
シェアや数字を競うのではなくて、その技術やサービスの内容を充実させるために、ライバルが存在するのです。
外へ外へと目を向けるように仕向けられていたことに気づきましょう。
外側を見るのではなく、目を向けるのは内側です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?