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焦点はどこ!?

2024年日本選択理論心理学会
第32回年次大会

選択理論といきる未来〜上質 ときを超えて〜

初めて参加させて頂きました!

選択理論との出会いはかれこれ、
3年ぐらい前になりますが、
本格的に勉強を始めたのは去年から。
もっと理解を深めたい!と思い、
選択理論心理士を目指して勉強しています。
※勉強というより日々実践w

勉強はとっても簡単。
覚える語句も簡単。

が、しかーーーし!!!!

底がない。
とにかく実践あるのみ。

これは選択理論の考え方、それは外的コントロール心理学だよという
明確な理論はあるけど、微妙なラインの事象が目の前に来た時に、
どっち?合ってる?ってなります。

実践して考えて、こうなのかな?いや違う。
と修正していく日々。

これは外的コントロールになるだろうか?
選択理論で考えるとこの場合、どのように相手と接すれば良いのかな?

など、『選択理論』をベースに考えたり行動したりという事をしています。

今回の年次大会に参加して、
沢山の気づきがありました。

こういった講演の場合、私はどの立場で聴いているのかなー??
と俯瞰的に自分を振り返る時があります。

私には今大きく4つの役割があります。
・母親
・妻
・個人事業主
・長女

どの視点から話を聴くのかで、
刺さる部分も違います。

私は個人事業主なので、特に社員育成等は必要がない。
けど、こういった話の場合、子育てに何かヒントはないか?と聞きながら探します。
なので、『母親目線』で話を聴く事が多いように感じています。

詳しくは書かないですが、
朝一の分科会の中で、『私とは?』という問いかけから、『私』について色々考えていました。

その後、最後の講演で、
『人は人を浴びて人になる〜心の病にかかった精神科医の人生をつないでくれた12の出会い』
という演目で、精神科医の夏苅郁子先生のお話を聞きました。

その講演では、私は『長女』目線でした。
朝の『私とは?』の問いかけをさらに深く考えさせられる講演でした。

帰り道でも色々な『私』を考えました。
さらには、過去を曝け出したら何か変わるのかな?とも考えました。

私は先日、父を亡くしました。

『長女』の役割は私の中での出来る範囲の中ですが、
出来たと思いますし、親孝行?も私の中では出来たと思っています。
なので、後悔はあまり無い。

特に悲しいとかいう感情は無く、ちょっぴり淋しいという気持ちになりました。

うちの両親は熟年離婚をしました。母は私の近くに住んでいますが、
関係は良好だと言えません。
どちらかと言えば、父との交流の方が多かったように感じます。
(一人娘なので、息子に頼らないw)

母との関係は選択理論を学んでから、
私がクリアしないといけない大きな課題なのかなとも感じていました。
私の中の大きな課題というのは、笑顔で親と接する事?
やさしくすること?どこか連れてってあげる事?孫の行事には呼んであげる事?

課題ではないな、してあげたい事。

だけど、その必要性が全く見えない。
というのも、母本人が望んでいるかもわからないので、私の勝手な上質世界なのかもしれませんが、
でも周りには『してくれない!』と愚痴を言う。

何か考えようとすると、すぐ蓋をしたくなる・・・
そんな感じになります。

原因は沢山思いつきますし、今でも会えばその原因によって、
『会わなければ良かった』と後悔します。

その原因が嫌で嫌でしょうがないみたいなのです。私。
そして、その原因を『オカンが直せ!』と思っているみたいなのです。私。

もう少し私も歳を重ねたら、
いつかそれも『またやってるわ』と思える時が来るのかなーと思います。

母にもそうなった原因があって、その原因の為、私にも原因が出来てしまって。その負のループに気づいたからこそ、私が産んだ子どもに引き継いではいけないと、
さらにはその孫達にも引き継いでしまっては駄目だと今勉強しています。

夏苅先生程の壮絶な過去では無いですが、
少し私の過去と似ているなと思える所が沢山ありました。

リストカットもしたし、自殺願望もあったし。

夏苅先生も『夫との出会いがあったから変われた』とおっしゃられていました。私も今の夫との出会いがあったから変われました。(まだまだ修行中だけど!)

『夫は過去を詮索しない』

これ、共通点でした。うちもでした。

再婚当初、夫から言われた事があります。

『過去は変えられない!!!変えられない事を言われてもどうしようもない!』

ごもっともです。

だから自分から変わらなきゃと思えました。

少し逸れてしまったかもですが、
結果、過去に拘りや蟠り、恨み、ツラミを持って生きていると
『先祖代々祟ってやる!』じゃないけど、この負のループから先祖代々抜けれないのかもしれないw

過去を曝け出す事で過去を精算出来るとたまに見ますが、
選択理論では『過去に焦点を当てない』と言われます。

私は私。今は今。過去は変えられない。変えられるのは自分と未来。
最低限の長女の役目を果たしつつ、
私の出来る範囲で母とこれからも関わって行こうと再認識。
そして、過去には焦点を当てず、これからのもっと先の幸せな土台となれるよう、生きて行こうと思ったのでした!!

私目線で講演会を聞いた、私の気づきでした。

これをまた、母親目線や事業主目線で聴くとまた違う気づきがあるんだろうなと思いました。

肯定的な環境が世の中に溢れますように・・・


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