ステップ四日市オレンジスペース紹介 #52
こんにちは。まだまだ暑い日が続きますね。
今回はオレンジスペースの紹介をしたいと思います。
ステップ四日市は二階建ての建物ですが、認知症支援事業は1階のオレンジスペースで実施しています。
普段はオレンジスペースは相談来所された方、認知症当事者・家族、認知症フレンズが相談や活動に利用しています。
こちらは普段、初回来所された方と相談・面談やステップ四日市の紹介をする際に使用しているスペースです。
初回相談は、認知症当事者・家族がいらっしゃった場合、はじめは一緒にお話しを伺い、後半は認知症当事者は作業療法士と、家族は社会福祉士と個別でお話を伺います。だいたい1時間から1時間半くらいお時間をいただいています。
ご家族だけ、ご本人だけで相談にいらっしゃる場合もあります。
来所相談には事前にご予約が必要ですので、気軽にご連絡ください。
活動スペースでは、認知症当事者・家族、認知症フレンズが一緒に活動したり、話し合ったりする場所です。
月に数回開催される班活動や、日々の活動支援の際に使用しています。
オレンジスペース以外の、総合体育館での運動や中央緑地公園でのウォーキング、調理室での調理活動を実施することもあります。
ステップ四日市にはどなたでも出入りしていただける情報コーナーが、入口入って正面にあります。そこには、認知症関連団体の資料やイベントのチラシ等、ご自由にお持ちいただけます。情報コーナーに掲示しきれない情報を、オレンジスペースにも掲示しています。
共生社会の実現を推進するための認知症基本法、認知症フレンドリー社会に向けての全国的な取り組みの情報などを掲示しています。認知症カフェや認知症サポーター養成講座をはじめとする四日市市内の活動についても掲示しています。
図書コーナーでは認知症関連図書の情報や認知症フレンズが本を読んだ感想を一緒に掲示しています。来月の四日市市立図書館でのアルツハイマー月間展示にも認知症フレンズの感想を展示するので、読書好きな方はぜひご覧ください。回想法コーナーでは昔のことを思い出しながら懐かしい思い出を語り合えるよう、昔の物や様子の写真を掲示しています。
オレンジスペース入口にあるテーブルは、認知症フレンズの来所受付や、認知症サポーターキャラバンのマスコットキャラクター、ロバ隊長のマスコットを啓発、配布しています。
令和5年6月に開設されたステップ四日市ですが、開設から1年が過ぎました。この1年で色んな活動が開始され、充実した日々を送っています。
認知症になっても何もできなくなるわけではない、できることがたくさんある。
認知症の人が活躍できるまちづくりを、一歩ずつ進めていきます。