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古代小説の魅力〜アプレイウス『変身物語』より「クピドとプシュケ」〜

 古代ギリシア・ローマ文学において小説が現れたのは遅く、それはおそらくヘレニズム時代であると考えられている。そして、隆盛をむかえたのは紀元後2世紀以降である。

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