きびす返さず 翔太の場合 第3話
あれから8年の月日が流れた
そして紗代はアラカンになり、ある大きな病気を発症してしまう
それからは身体の関係など持てる余裕も無く、時は過ぎて行った。
そしてとうとう余命宣告を受けた
そしてどんどん衰えてゆく紗代
有紀と翔太は誠心誠意、紗代に寄り添った
有紀が隣にいては、言葉には出せないがしかし無言で見つめ合うその瞳には擬似ではあるが、夫婦の愛が溢れていた、、、そして心は夫として見送った翔太、、、義父に詫びながら、、、ありがとう、、、そして、ごめんなさい🙇♀️
この関係、よく考えると体は不倫なのだが心はなかなかそうではない
紗代は翔太に亡き夫を映していたし、
有紀と紗代はやはり似ている
また翔太は、亡き夫である義父の代わり身なのだという理解もしていた
紗代の葬儀は身内でしめやかに執り行われた
その後、相続手続きやら四十九日の法要とか、慌しく時は過ぎて行く
逢瀬の家も取り壊され、今はもう更地になった、、、
有紀も翔太もどちらも淋しい限りである
それぞれ別の意味ではあるが、、、
有紀「ねぇねぇ聞いて聞いて、昨日さ、夢にお母さんが出て来たよ‼️」
翔太はびっくりした🫢、、、お母さんバラシやしないだろなぁ、、、と
恐る恐る聞いた
翔太「で、どんな夢なん❓」
有紀「それがね、抱きしめられて、、、そのまま消えちゃったの、、、」
翔太「あちゃー、そりゃ有紀の中に入っちゃったのかなぁ❓」
有紀「うんうん、そんな感じ」
その頃からである、、、
それまで夫婦の夜の営みにあまり積極的で無かった有紀だったが、断られる事もなく、回数も増え、、、いや、有紀が誘って来る事も多くてなってきたのである
食後のリビングはお笑いライブなど観てバカ笑いするが、風呂上がりのBGM付きの晩酌の時などはすり寄って来て、テレビ画面は色っぽいモノになっている
ベタだなぁwwwと思いながらも、その気になって乗せられている自分を自分です笑うしかない
有紀は、したい時はオフショルダーのタイトなトップスで着ることが多い
寄り添ってお酒を飲んでいると、段々色っぽい話になって、キスしたり、イチャイチャしだして、首筋への愛撫も隔たりなし、乳房へのアプローチもトップスをすぅっと下げれば乳首が吸える
有紀の夜の戦闘服、、、であるwww
その日もキスをしながらトップスを下げて乳房を揉んだ、乳首をつねった、、、
有紀「ああんっ、ねぇ、もしよっ💕」
翔太「ああ」
そう言って有紀をお姫様抱っこしてベッドへ運ぶ
短いスカートを捲ると殆ど隠す事が出来ないティーバック、、、唆らせる有紀
翔太「パンツ、エロいなぁ」
有紀「もう、バカァ💕」
そこからはもう堰を切ったように絡み合うふたり、、、
元々、翔太は女性を逝かすことが好きなので、有紀はそれに沼っている
そして、翔太のイチモツは結構太いので最初はキツイんだが、それに慣れるともうそのイチモツでないとダメなくらい病みつきになる
有紀は何度も何度も逝った
多分もう翔太のイチモツでないと逝けないだろう
日常の夜の営みでも2回戦を求めてくる事もある、、、そうなると2桁は逝っている有紀、、、
レスに近い、以前とは考えられないこの状況に、
翔太は幸せを感じ、それに浸りながら考えていた
翔太(お母さんだぁ、、、紗代、、、)
きっと母親の想いが(霊が)有紀に入り込んでそうさせているのでは❓
そんな風に思えてきた
翔太も睡眠中、よく夢を見るが、最近義父が出てきた夢をみた
でも何も言わずに、ただ立ってこちらを見ている、、、ニッコリ笑って
そしてゆっくり近づいて来たかと思ったら、、、消えた、、、という
それから更に、夜の営みの内容が愛しさに溢れたモノになっていったのは
義母と義父の霊がが有紀と翔太の身体を通して行為をしているかのようだった
その晩も
パーンパーンパーンパーン
有紀「あなたっ‼️逝っちゃう、もうダメ、逝っちゃうからーーーッ」
翔太「オレも逝くぞっ」
有紀「あーっ、いい、いぐぅ、お父さーーーん‼️」
翔太「ううっ、さ、さ、紗代、、、」
有紀・翔太「‼️‼️‼️」
有紀「紗代⁉️」
翔太「お父さん⁉️」
有紀・翔太「アハハハーーーッ」
有紀「お父さんもお母さんも、私達と一緒にしてんだねーwww」
そして有紀は孕った、、、35歳を前にしてなんとか懐妊
元気な男の子が産まれた
有紀が言う
有紀「この子は、お父さんとお母さんが作ったみたいなもんだよね、きっとプレゼントしてくれたんだよー」
今日も元気に走り回る息子と遊ぶ翔太は、、、幸せだ
・・・おわり・・・
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