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【感想】仕切りの壁がガラガラと崩れて|22年2月2回目清水裕友さん

クラスの最後に、「今日の印象」として、ピッタリなイメージのカードを選んでみました。同じカードを選んだ人は、同じカードの後にコメントをつけています。

子ども感想

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地面に顔を突っ込んでいるみたいな絵を選んだのは、ゆうせんせーの話を聞いて、積極的に自分でいろんなことをしたりしているからです。新しいところに顔を入れているイメージです。

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イメージ…は、いろんなことがまざって湧いてきている感じかな。

今日、お話を聞いていく中で、いろんな質問がありました。自分の頭の中でぐるぐるといろんなことを考えたから、今日の印象としてはコレを選びました。

大人感想

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人は誰しも色のついたジュースみたいなもので、色が強かったら障がい、薄かったら健常、って言われる。大人と子供、障がいと健常っていう概念が、かなりごちゃごちゃにかき回されたっていう感じがあります。

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上側にあるのが今まで見えていたもの。まったく反対側に新しく見えたもの、新しい発見がちょっと見えてきたので、この絵に。

他にも、いろいろ感想を伺っています

普段、障がいのあるお子さんとお会いすると、どんなに重いハンデがあって言葉でのコミュニケーションが難しい子でも、私には絶対適わないものを持ってるな、って感じます。そこに対する尊敬の念は忘れちゃいけないな、と。

最初に「大人って何?」という条件を出していったけど、その条件が全部が満たされて大人になるんだとしたら、その人はつまんない大人だな、と思った。どこか子どもっぽさを残している方が魅力的な人間だな、って。

私たちは本能的に「大人になりたい」というか、良い人間になりたいという気持ちは持っているように思います。それを押し付けられるのはイヤだけど、自分の意志でそれに向かって歩いていくのは、とても自然で良い事だと思う。

子どもに「すごいね」って伝えようとしても、こっちの思いがちゃんと伝わっているかどうかがわからない事に困っていました。どうやったら伝わるのかな、って。ゆうせんせーのお話を聞いて、「褒めたい」というこっちの気持ちを伝えるだけじゃなくて、相手を受け入れる方向でのコミュニケーションを心掛けてみることで、気持ちに乗せていいエネルギーは伝わると思いました。

大人と子ども、障がいと健常の壁などがガラガラ崩れて、人間であることにつながる本質的な問いがいっぱい生まれました。今日参加できなかった方たちとも、一緒にモヤモヤしたかったです。

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▼オキツ 神戸シュタイナーハウス代表 大人クラス担当
書く人、聴く人、考える人、作る人、遊ぶ人。小さな勉強会や仕事、普段の暮らしの中で、ちょっと立ち止まって考え、言葉にし、行動してみる。少しずつ、みんなで幸せになっていけたらいいな。
ブログ毎日更新中。「自由の哲学を読む」~日々の暮らしから~
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神戸シュタイナーハウス
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