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【子ども】夢は叶えるものだ、それ以外の何ものでもない

中学生のハローワーク9月のゲストは、大人気youtubeチャンネル「スタフリ」のお二人。今回は皆さんお待ちかねの、塾長ダイジュ先生のお話。

(前回の記事はこちら↓)


なんで、スタフリ?

高田先生がたっぷり話してくださったので、ダイジュ先生の持ち時間はあとわずか。「おい〜!」って楽しそうに、仲良く言い合っているお二人。塾長って言うけど、全然エラソーな感じがなくて、とっても親しみやすそうなダイジュ先生!

そんなダイジュ先生は、自分のことを目立ちたがり屋だと言う。ホールで1000人(いや、もっと多かったかな)の生徒の前で授業をするのが夢なんだって。かつて英語が苦手教科だった自分を導いてくれた先生のように、カッコイイ先生を目指してる。その夢への一歩が、スタフリだというわけ。・・・てことは、まだ夢へ向かう道の途中なのか!


夢の見つけ方

そんなダイジュ先生みたいに夢に向かって力強く進んでいける人もいれば、夢なんかない人もいる。今回参加した中学生は夢がある人の方が多かったけれど(大人も!)、おそらく、多くの中学生は「自分が本当にやりたいことって、何なんだろう??」「夢とか言われても困る〜」って、考えているんじゃないだろうか。

そんな中学生に、ダイジュ先生が伝授してくださった夢の見つけ方は3つ。

・好きなことをする
・憧れの人を見つける
・目の前のことを成功させる

ダイジュ先生の好きなことの一つは目立つこと。「目立ちたい」とか「モテたい」とか「カッコよくなりたい」って思うのは全然悪いことじゃなくて、むしろ、夢へと繋がっていくんだ。そのくらいのふわっとした軽い感情なら、誰の心の中にもあるんじゃないかな?

それから、予備校時代に出会った憧れの先生の話も教えてくださった。カッコイイ!って心から思える先生と出会って、その先生も授業も好きになって自分でもたくさん勉強したら、成績がグンとアップしたんだって! いきなり、英語の先生になって1000人の前でライブ授業するぞ!じゃなくて、まずは目の前の受験を成功させること。努力して自分の力で成功を勝ち取った人が言うので、言葉の重みがすごい。


夢の叶え方

そして、ダイジュ先生は夢を叶えるために大切なことも教えてくださった。

・仲間を集めること
・やり切る力
・お金の知識

ワンピースのルフィと一緒。1人で夢を叶えるのは難しくても、仲間、いや、共犯者を集めれば良い、ということ。最近、スタフリには国語のレジェンドの先生も加わったそう。自分だけでは教えられない教科も、仲間の先生の力を借りれば教えることができると話すダイジュ先生は、何だか誇らしげ。仲間の存在を誇りに思っている塾長なのが、画面からもひしひしと伝わる。

そして、「できるようになったらやろう」じゃなくて「今、やり切る」ということ。失敗が大前提。失敗したなら、最速で改善すれば良いんだよ、って。うんうん。中学生に向けて語られていることだけれど、大人にも相当響く。こんな考え方のリーダーだったら、海賊王になれそう!

最後に、「お金もいるよ」って。0円で夢を叶えるのは、ちょっと大変。だから、学校では教わらないかもしれないけれど、自分でお金について勉強することも大切。お話を聞きながら、なるほど!と思ったけれど、きっとダイジュ先生は「お金が貯まったらやろう」とか「お金について詳しくなったらやろう」じゃなくて、同時進行で夢へと邁進してるような気がするなあ。だって、話を聞いているだけでも伝わってくる、スピード感と力強さがスゴイもの!


質問コーナー!

まだまだ聞きたいことはたくさんあるので、最後に質問コーナーを作って中学生から質問をたくさんさせていただいた。

1本の動画を撮るのにどのくらいかかるの?編集ソフトは?スタッフはいるの?ぶっちゃけ、いくらくらい稼げるの?おすすめの暗記方法は?などなど。普段、YouTubeでテンポの良い動画を撮っておられるのもあって、スパッと気持ちの良い回答をくれる先生方。お二人の掛け合いも面白くて、時折、中学生がプッと吹き出すところが画面に映る。

でも、多分、みんなの心に響いたんじゃないかな〜と思ったのは、質問する中で出てきた話。
「本当は友達数人と一緒にYouTubeをやりたかったけど、自分は都合が合わなくて何回か参加できなかったら、もう自分抜きで盛り上がっていて、今さら入れない・・・」
あるある。そういうの。空気読めない奴だと思われたくないし、誘って欲しそうに見てるのも変だから、興味ないフリしちゃったりして。

先生方は、やっぱりスパッと気持ちよく一言。
「まあ、他のコミュニティもあるから!受け入れてくれるところはいくらでもあるし、少なくともウチはウェルカム!」
って。本当にその通りだと私も思う。今は、自分の周りの世界が全てだと思える瞬間が多いけれど、ちょっと視点を変えてみたら、また違う世界が広がっているかもしれない。広い世界へ、一歩踏み出してみよう。そんなことを感じてくれていたらいいな。


そんな世界を広げてくれる中学生のハローワーク企画も折り返し。前期の間、応援ありがとうございました!後期からは芦屋市や教育委員会の後援もいただけることになり、ますます熱くなりそうです!!


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えりか先生。神戸シュタイナーハウスでは、子どもクラスを担当。
小学校・放課後等デイサービスを経て、現在は児童発達支援事業所で障害児支援にあたりつつ、神戸・京都において日曜クラスの先生としても活躍中。
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