ステップ2. テーマの選定
ステップ2のテーマの選定です。
プールしてある問題、あるいは新たに緊急性の高い問題が出てきたら、その中から取り組むべきテーマを選びます。
この時、重要度と緊急度での評価をするのが一般的で、5段階評価とかで点数付けして、点数の高いものから取り組むのが良いです。
ただし、お客様に近いテーマ、例えば「お客様からのクレームが多発している」などは緊急度Maxですから、最優先で取り組むべきテーマです。
プールされている問題はある程度グルーピングして、因果関係を整理した上で、結果側’(上位側)にある問題をテーマにする方が良いです。
なぜなら、結果を引き起こす要因が複数あって、その全体が分かっていない場合が多く、原因側の対策を打っても、上位の結果が良くならないということがよくあるためです。
そして、重要なことですが、活動するメンバーが真剣にやる気になるテーマを選びましょう。じゃないと、活動自体が推進力が無くなって、結果が付いてきませんので。
そういう意味では、上から振ってきたテーマであっても、他のテーマと同様に同じ評価(上記の重要度と緊急度)にしたいものですが、強権発動的に押しつけられるケースも少なくありません。
上位マネジャーは、このあたりを理解した上で、できるだけ現場の自主性に任せてあげてほしいものです。
(次回は現状分析)
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