組織風土がガラッと変わる
前回まで組織を動かす4つの行動を書きました。
これってかなり私の経験したことを、後になって著名な方の本とか公演とかで読んだり聞いたりして、「ああ、やっぱり自分の思っていたことは正しかったんだ」みたいな正当化されたことがほとんどです。
行動のタイトルだけもう一度。
①現場を主体的にリードする
②お客様への価値提供に全体最適で取り組む
③新しい発想で取り組む
④メンバーの育成に尽力する
すべて知識だけではできません、
反復訓練を常日頃実施し、何度も成功と失敗を繰り返して試行錯誤しないと身に付きません。
失敗事例としては、(丸数字は上記のタイトルの番号です)
①:なんか強気に言ってみたけど、メンバーから反発されちゃった
②:新たな案をお客様に提案したけど競合に価格で負けちゃった
③:新しいITシステム導入を提案したけどXX部門から拒否された
④:メンバーとの対話でコーチングを導入したけど「なんかしっくりしませんね!」と唖然とされた
などなどあらゆる失敗事例があります。
でも、以下と比べてどう感じますか?
①:上からの指示を伝えたけどメンバーに浸透しない
②:我が社のルール上お客様には解決策を提示できない
③:このシステムはあまり受け入れられないだろうから部門だけにしておこう
④:業務はすべて私の指示通りに動きなさい
上半分は前に進んでいる感がありますが、下半分は”できない”とか”範囲や方法を限定”とか、なんか何も進んでいない感満載です。
失敗してもいいんです、というかトライして失敗しないと身につきません。
これらの行動を取り、成功したり失敗したりを繰り返していると、数ヶ月経過して、組織もメンバーをあなた自身も、格段に成長します。
職場の雰囲気も劇的に改善します。
実際の細かい行動はブログでは割愛しますが、前回までに書いた4つの行動のサマリーだけでも、是非トライしてみて下さい。
この反復訓練の必要性については、プログラミング・プロセスも同じです、みたいなことを以前書きましたので、よろしかったら見てみてください。
(次回に続く)