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ハロウィンでSTEAM教育!?

みなさんこんにちは!STEAM Campus_imageです🌈
最近は一気に寒くなりましたね。
もう10月も半ば!そして31日はハロウィン🎃
ということで、STEAM Campus_imageインストラクターたちがハロウィンの
飾りを作ってくれました!
かわいいですよね、、、

みなさんにもぜひ作っていただきたい!
のですが、ただ作るだけではないのがレゴブロックの魅力でもあります。
作成過程には多くのSTEAMの考え方があるんです。

今日はこのハロウィン飾りを使って、一緒にSTEAMを考えていきましょう!
お子さんへの声掛けの仕方も変わるのではないかと思います。

写真を見ると、通常サイズのレゴブロックが使われているキャラクターもいれば、デュプロブロックで作られているものもありますね!
ここにもSTEAMが隠れていますよ~~一体なんでしょうか?

今回のハロウィン飾りのSTEAMまとめてみました。

S:バランスを検証する、構造を観察する

T:丈夫な構造を考える

E:ブロックの積み方を考える、対象に合わせてブロックの種類を検討する

A:行事について考える、形や色のデザイン性、他素材の活用、ロールプレイなどのごっこ遊び、作成後のアウトプット等

M:数、高さ、サイズ、比較、見積もり等


それぞれを詳しく見ていきましょう!

S:バランスを検証する、構造を観察する

頭でイメージしたことを、その通り形にすることは、実際に組み立ててみないと分からない!
そして「興味・関心・探求」を持たせるためには、「ハロウィンと言ったら?」「かぼちゃってどんな形かな?」とイメージを具体的に膨らませてあげながら楽しく組み立てていけるような声掛けをするとよいですね。
さて、いよいよ「S」です。
今回のモデルは1列分で作成していますが、もっと立体に作ることもあると思います。
「ちゃんと立つかな?」「どこが上手にできたかな?」「こうしたらもっとよくなるアイデアはあるかな?」など、その作品と向き合って、よく観察する時間を取るとよいですね!

T:丈夫な構造を考える

「丈夫な構造」についての声掛けは、組み立て始める前、組み立てている途中で、組み立て終わった後、いつのタイミングがよいのか、正解はありません。全部のタイミングで伝えてももちろんよいです。
組み立てる前の提示であれば、「かぼちゃが割れないような組み立て方を考えよう!」になるだろうし、
組み立てている途中であれば、「このままだとかぼちゃが割れちゃう!どうしよう!」「このかぼちゃはどっしりしているかぼちゃだね!」と伝えられます。
完成後には、「ぶつかって倒れても割れないかぼちゃができたかな?」と、丈夫であるかどうか考えられるきっかけがたくさんあるといいですね!

E:ブロックの積み方を考える、対象に合わせてブロックの種類や素材を検討する

さて、丈夫な構造にするためには、ブロックの積み方を考えなければいけませんね。
「かぼちゃが割れないようにするにはブロックをどう重ねたらいいかな?」
という問いを投げかけたりしながら、同じブロック同士を積み重ねるたけでは壊れやすくなってしまうため、レンガのような積み方を提案してもよいでしょう。
また、帽子や茎を作成するためには、同じ大きさのブロックだと全体のバランスがどうなるかも考えながら組み立てられるとおもしろいです。
場合によっては、ブロック以外の素材にしたほうがよいというアイデアもとても大切です。

A:行事について考える、形や色のデザイン性、他素材の活用、ロールプレイなどのごっこ遊び、作成後のアウトプット等

「Art」の分野は、いろいろな見方・考え方ができます。
「その子らしさ」「その子の世界観」を大切にしていきたいです。
季節について考えることもとても重要です。

「10月と言ったら?」と聞くだけでも、「秋!」「サンマ!」「ハロウィン!」「寒い!」「ぼく・わたしの誕生日!」とたくさんの考えが出ます。

「じゃあハロウィンと言ったら?」と聞くと、これまた「おばけ!」「パンプキン!」「魔女!」「がいこつ!」「お菓子!」「トリックオアトリート!」「ディズニー!」「USJ!」
とたくさん出てくることでしょう。

季節や行事と自分のイメージを結び付けることもとても大切なことです。
それによってその子自身が作りたい対象も変わってきます。

自分だったらどんな形にしようか、どんな色にしようか、
オレンジのかぼちゃだけじゃなく、もしかしたらピンクのかぼちゃを作るかもしれない、魔女は魔女でも性格がとても優しい魔女かもしれない。
「どうしてこの色にしたの?」
「この魔女はどんな魔女なの?」
「おばけは今何をしているところなの?」
など、「その子らしさ」を引き出す問いかけ、その子のストーリーを大切にした声掛けをしてみてください♪

M:数、高さ、サイズ、比較、見積もり等

「M」は数学的要素なので、とても分かりやすいと思います。
「どんな大きさにする?」
「高さはどれくらいにしようかな?」
「たてにブロックを何個つけたの?」
「これは何cmくらいなのかな?」
「~と比べたら、○○のサイズはどうかな?」
「○cmのかぼちゃにするにはブロックはあとどれくらい必要かな?」
など、対話を通して学びに向かわせる声掛けをぜひ考えてみてください!


今回は、レゴブロックを通した季節のSTEAMについてご紹介しました。
実は、大人がSTEAM教育を理解していると子どもの学びの幅や経験値がどんどん増えていくんです!
STEAM教育の考えを身に付けることはとても難しいことではありません。
日常生活の中でも、いろいろなしくみやフシギに目を向けてみてください🌟
子どもも大人もきっといろいろな発見があるはずです。

STEAM Campusでは、探究学習を提供いたします。
ご興味のある方はぜひチェックをしてみてください💛

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