勉強ができる家庭が存在する、ということ
こんにちは、ステーキソースです。
前回は自己紹介記事だったため、実際にものを話すのはこれが初めてになりますね( ・`ω・´)キリッ 今、背筋を伸ばしました笑笑 頑張って語ってみます。
私は現在塾で多くの生徒をみています。当然保護者と面談する機会も増えるのですが、多くの家庭と話してみて思ったのは、この子の家は勉強しやすそうだな、という家庭と、そうじゃない家庭があるな、ということです。
なので今回は、私が思う、子が勉強しやすい家庭とは、ということについて考えてみることにします。特に、子を塾に通わせている保護者さんとか、そうでなくても子の成績に悩む親御さんとかに届けばいいなって思って書いてみますので、よければお付き合いください。
ということで、子が勉強しやすい家庭を作るには、重要な考え方があります。それは、成績にこだわり過ぎない、ということです。少し長いロジックになりますが、お付き合いください。
保護者と面談をしていてよく思うのは、子の成績に伸び悩んでいる保護者ほど、模試、通知表、定期テストの点数といった数字にばかり気をとられている傾向があります。
数字に気を取られていると、気持ちに余裕がなくなります。気持ちに余裕がなくなると、安心材料として結果が欲しくなります。ですが、数字に気を取られているため、試験・通知表の点数でしか評価できず、子が努力していることを正当に評価できなくなります。子は、自分の努力が評価されないことを感じてしまうと、勉強をしなくなります。すると、余計に状況は悪化し、悪循環になってしまいます、、、
テスト・受験を控えている子というのは、大人の想像以上に危機感を持っています。さらには、その危機感を解消する方法が勉強しかないこともわかっています。ただ、何をすべきかわかっていないだけの子がほとんどです。
何をすべきかというのは、教師・講師はわかっています。生徒の現状と目標を聞けば、一度合格を経験したものなら自ずと to doは見えてきます。なので安心して勉強は塾に任せましょう。塾に通っていなければ、学校の先生に聞いてくるように話をしてみましょう。どちらも教育のプロです。餅は餅屋、勉強は教育機関です。
では保護者は何をすべきかというと、勉強の結果ではなく、子と楽しい話をして、家庭の雰囲気を円満に保つことです。言うまでもありませんが、子の成績を巡っての夫婦喧嘩などご法度です。
毎日学校に通っている子には、勉強の他にも、楽しい行事が盛りだくさんのはずです。部活、友達、恋愛、学校行事や、行き帰りの通学路にも楽しみは転がっているかもしれません。そういった、ジャンルを問わず、子が興味を持つこと、楽しめることを、親子で一緒に楽しく話してみましょう。
塾で働いていると、とてもおしゃべり好きの子がたまにいます。学校の先生の話、ゲームの話、好きなアイドルの話、、、話を聞いてもらえるのが嬉しくてたまらないといった様子で、TPOもへったくれもなくずーっと話す子がいます。
このような子は、家庭でのコミュニケーションが足りていない可能性があります。残念ですが、塾は勉強するところです。託児所ではないので、そのような子には静かに勉強するよう注意せざるを得ないのです。授業も1コマ〇〇分と決まっているため、話す時間が長いほど本来の目的である勉強は果たせなくなります。
だからこそ、家庭が子にしっかりと焦点をあて、たくさん話をして欲しいのです。子にとって、ほぼ絶対に味方になってくれる場所、に家庭はなるべきだと思っています。そりゃあ、悪いことしたら叱らないかんですけど、親が子の趣味趣向を、そうなんだねえと受け止めてあげることで、子は、表現欲と自己肯定感を満たし、その分学校や塾で勉強に集中することができるのです。
長くなりましたが、勉強ができる子は、決してガリ勉とは限りません。全てがそうとは言い切れませんが、親子の足並みが揃った状態で勉強できている子は、概して成績に苦労していません。学習の習慣づけとは、家庭の改革でもあるのだ、と格言じみたことをいって締めさせていただきたいと思います(^_^)
ご静聴、ありがとうございました。
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