改めて新聞というメディアについて考えてみた。〜最も普遍的な国語教材〜
こんばんは!ステーキソースです!
昨日8月28日、とんでもない出来事がありましたよね、、、安倍晋三首相の電撃退任発表ですね、、、(~_~;) 私自身は政治に対してまだまだ疎い人種だと思っているので、今日は政治の話ではなく、それをきっかけとして、新聞というメディアについて考えたことを語っていきたいと思います!
本日8月29日の朝刊は、各社、年間を通して最も読み応えのあるものだったのではないかなと思います。私は朝日新聞の電子版を購読しているのですが、 「安倍首相、辞任表明」と大々的に一面を占めていました。
それだけではなく、1面以外にも、経済面全て、国際面や社会面の一部にまで安倍首相の話が食い込むあたり、歴代最長の任期を誇った首相の辞任は衝撃的なものだったのですね、、、
さて、ところで、最近では電子書籍やニュースアプリの隆盛で、新聞自体購読する家庭が減ってきていると聞きます。でも、私はあえて言いたい!
新聞は、誰にでも効く最良の国語教材であると!!!
あえてそれを強調したところで「まぁ、そうでしょうね、、、」みたいな雰囲気になるのは目に見えているのですが( ・∇・) 改めて私は、新聞を購読することは、何をすればいいか分からないと中高生が嘆く国語の勉強の切り札になると私は思っているのです。
ということで、私が国語の勉強に新聞をオススメする理由を3つお話しします!!!
1、毎日活字に触れることができる
一番大きな理由はやはりこれですね。毎日、時事に即したしっかりとした活字を読めることが大きいです。読解力を鍛えるには読解をする以外方法はありませんから。
「新聞って全部読むには多すぎて萎える」って意見もあるかと思います。そんな方は、1面と、社説に絞って読んでみることをオススメします!1面は、前日にあった最も大きな出来事が選定されるので、日本人として今一番知っておくべきこと、を真っ先に読めます。
1面中央下あたりにレイアウトされていることが多い、コラム欄、は絶対に外してはいけません。朝日新聞なら天声人語、読売新聞なら編集後記です。およそ600字で最良の読解素材に出会える素敵なコーナーです(╹◡╹)
というのもここは、紙内で最も良質な文章が載る、コーナーであり、朝日新聞の、天声人語子、が抱えるプレッシャーは、かつてその立場を務めた辰濃和男氏も『「天声人語」で伝え続けた "静かな炎"のような思い』で述べていました。
2、情報の幅が広く、新たに知るきっかけになる
新聞には、様々なコーナーがあります。政治や経済のみならず、スポーツ、子育て、地域のこと、オススメの本を紹介するコーナーなんてのもあります。時事対策とよく言われますが、時事だけでなく、全てがもはや知識のカタログと言ってもいいでしょう。知らない言葉に出会うたび辞書を引き、家族で話す機会を作れば、とても素敵な空間が出来上がります。
ただ、強いていうなら、政治や経済についての記事は、率先して読んでいくべきだと私は思います。ニュースに触れる機会は昨今ではテレビニュースとニュースアプリが主流だとは思います。
しかし、視聴者、アプリ利用者の目を引こうという意識から、そう言った内容は薄く取り扱われるか、検索して見つける仕様になっていることが多いです。だからこそ、そう言った話題をしっかり取り上げてくれる新聞というメディアは大切にすべきなのだと思います。
3、図や表がふんだんに使われている
昨今、大学入試が変わる!と巷で話題になっていますね。私が大学入試の時は、その調査や移行期間のような扱いで、出題傾向が妙に変わっていた印象でした。
その中で、現代文について言われていたのが、図や表を用いた読解問題が増える、とのことでした。英語の試験にも似たようなことが言われ、TOEICのような資料解釈問題が最近の模試でも増えています。
新聞には、写真だけでなく、その事実を裏付ける資料がたくさん掲載されます。政権の話題になれば政権支持率の推移のグラフが、地球温暖化の進行となれば平均気温の推移のグラフが掲載されるでしょう。
普段から新聞に慣れ親しみ、不自由なく読める読解力を身につけた子なら、共通一次試験レベルの資料解釈は余裕で突破できるでしょう。つまり、新聞を購読していれば、今回の大学入試改革の文系科目に動揺する必要などないということです!!!
いかがでしょうか、新聞の有益性が伝わりましたでしょうか?どこの新聞を取れば良いの?という声が聞こえてきそうですが、正直どこでも変わらないとは思います。
ただ、各社の政権に対する考え方を事前に調べておくと良いと思います!現政権に対して賛同的なのか、批判的なのか。新聞社による違いを知った上で購読すれば、情報リテラシーの教育にもなります!!!
あなたの素敵な新聞ライフを私は応援します。ご静聴ありがとうございました!
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