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スマホを使って勉強できるアプリ×2〜スマホの勉強での使い方を考えてみるシリーズ②

こんばんは!ステーキソースです!

 前回の記事では、スマホはなぜ勉強に適さないのか?について、スマホが多くの機能を兼ね過ぎていることと、生徒の勉強の中心にある入試における知識のニーズがスマホから得られる情報とかけ離れていることを述べました。スマホを勉強に使うには、遊びやSNSに流れない集中力と、必要な情報を正しく取り出す検索力が必要だと結論づけました。

 今回は、それらを踏まえた上で、じゃあスマホを勉強道具として使う、勉強とスマホが共生するためにはどんな工夫が必要なのか考えてみました!!それらのやり方で勉強した際のメリットやデメリットを簡単に述べていきたいと思いますので、よろしくお願いします!

 スマホを教材として利用するためには、そのためのアプリをスマホにインストールする必要があります。物によっては料金がかかる場合もあります。ここでは現役塾講師がお勧めできる中高生の勉強アプリを2つ紹介します!

1、スタディサプリ 

一つ目は、スタディサプリです!ご存知の方も多いと思います。学校で加入しているという人も多いかもしれません。月額2800円で有名予備校講師の映像授業が受け放題!という画期的なサービスですね!

 一般的な予備校の授業は週一コマで1万円以上を普通に請求したりするので、とても良心的なサービスと言えます!実際に自分も宅浪時代に利用しており、英語の関先生と肘井先生、古文の岡本先生にはとても助けられました!!!実際の入試に直結する知識や技術を映像を通じてピンポイントで学べるので、独学の人にはもちろん、塾・予備校のフォローとしても使えます。

 デメリットは2つあって、一つはスマホの画面自体が小さいこと。映像授業の中で先生方は黒板を用いて授業しますが、スマホの画面でそれをみるのは少しストレスになってしまうと思います。可能であるなら、パソコンやタブレットの大画面で受講する方が効率は上がるのではないかなとは思います!ただスマホを触れる状況を作ってしまうので、そのリスクと快適さがトレードオフになってしまうのはデメリットですね、、、

 もう一つは、サービスがいつまで続くかわからないことです。実はこのサービス、私が受講していた頃は月額980円でした。何度か値上げがあって現在の値段に落ち着いています。やはりあれだけの人数の講師を起用していることと、教育サービスとしての相場を加味すると無茶な値段設定であることは確かなので、この記事で書いていることが変わってしまう可能性は十分にあります。

2、Weblio

 二つ目は、辞書アプリのWeblioです!英単語の意味を調べたいときにGoogle翻訳を使う生徒が多いのですが、はっきり言ってやめていただきたいです^^; 間違いの訳が多すぎるのと、品詞、活用など、意味以外に重要な要素が全てカットされるからです!

 Weblioは、私が高校時代に英語の先生からお勧めされた物です。ただ、普段使いしていいという物ではなく、どうしても紙辞書や電子辞書を手元に用意できなかったときに辞書の代わりとして使っていい物です。

 英語の勉強をするとき、知らない単語は辞書で調べて品詞、意味をノートにまとめていくのがベストだと思います。Weblioは辞書アプリなのでそれらを含む例文や単語レベルなども表示してくれるので、とても便利な物ではあります。ただ、やはり表示された意味が少ないことや、多義語なんかでは汎用性の低い意味のみ載っていたりするので、英語の受験勉強としての利便性はやはり電子辞書にはかないません。

 Weblio、もしくは電子辞書を使う際には、調べた単語の保存機能を存分に使って欲しいと思います!なぜならそれが自分専用の単語帳になるからです!単語帳を使って単語学習をしていない場合、調べた単語と次に出会う機会が離れてしまうと、調べたことすら忘れて覚えなおしになる事例が後を断ちません。そうなるのを防ぐためには、電子機器ならではのヒストリー機能を活かしましょう!

総括;検索エンジンは使わず、教材として成り立つものを!

 冒頭で、スマホを使っていくには集中力と検索力が必要だ、という話をしましたが、後者の検索力については、十分なものを身に付けるのは幼い頃からの訓練に基づく成人相当の国語力が必要だと感じています。その状態で無理して検索に頼るよりも、スタディサプリや辞書・Weblioなど信頼できるツールを用いる方が、勉強の効率はむしろ上がると思いますよ!

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