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Z50に単焦点レンズ1本を選ぶ

 普段は旅行に行くとなると、大体野生動物を撮りに行くことがほとんどで、でっかい超望遠レンズとかをひっかついで、サブカメラを用意して、バリバリに臨んでしまうのだが、来月、妻の趣味で史跡を廻る小旅行に行く。そんな旅行なんでZ50で気軽に済まそうと思ったんだけど、この機会に軽量の単焦点レンズを一本購入しようと思い立った。大体の条件は以下の感じ。

  • APSC対応

  • 軽量

  • 安価

  • 明るくボケ味がよい

 NikonのDX(APSC)のレンズなんて少ない、難しい選択肢ではあるまい、と思っていた。確かにNikon純正でDXレンズの単焦点は1本しか出てなかった。いきなり、悪くない選択肢だったが、一旦リサーチしてからと思って、ちょっと調べてみると、意外にたくさん選択肢があったんですね。いろいろ調べて決めようって思った。考慮したレンズをいくつか書いてみよう。



1. 超格安Lo-Fiレンズ Holga HL-C 60mm f/8

• 特徴: プラスチック製、固定絞り値(f/8)。
• クリエイティブな用途: 光漏れやヴィンテージ風のInstagramフィルターのような効果を付加。

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 これは、遊び心をくすぐる面白いレンズだが、旅行の思い出を残こしたい機能性を考えると、今回の意図からは違ったかな。

2. TTArtisan 35mm F1.4 APS-C

• 構造: オールメタル製、磨かれたレンズマウント。
• 特徴: 背景をぼかす「ボケ」が可能。ポートレート、ストリートフォト、家族写真に最適。
• コスパで最高のレンズと評価。

 これは最後までかなり悩んだ。今回の旅行での撮影だけなら、マニュアルレンズでもいいと思ったけど、どうせなら、他の用途でも使いたい。明るさを生かして、ステージ撮影でのサブ機に付けて、と思うが、流石に動き物をマニュアル撮影するのは厳しい。

3. TTArtisans 17mm f/1.4

• 比較対象: Sigma 16mm f/1.4 (~400ドル) の低予算版。
• 用途: 低光量撮影や背景ぼかしに最適。
• 性能: 高価なレンズに劣らない結果を実現。

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17mmは旅行でなんでも撮りたいと思った時にすこし広角過ぎる気がした。そしてやはりマニュアルレンズだし・・・

4. TTArtisans 50mm f/1.2

• 特徴: 最大限の背景ボケを実現。ポートレートやヘッドショットに最適。
• 構造: メタル製、ねじ式のレンズキャップ付き。
• 注意点: 光が直接入るとフレアが発生しやすい。

逆に50mmだとAPSCでは中望遠域になりちょっと狭過ぎる気がした。

5. TTArtisan 27mm F2.8 Z

• ハイライト: 最安のオートフォーカスレンズ。USB-Cポート付きキャップでファームウェアのアップデートが可能。
• 用途: 現代的なオートフォーカスとヴィンテージ風デザインの融合。

https://amzn.asia/d/94MVZ99

これはオートフォーカスだし、安いし、ボケ味もよい。これ、いいかも、と思えた。

6. TTArtisans 35mm f/0.95

• ユニークな特徴: 超広口径でドラマチックな背景ボケを提供。
• 用途: 写真や動画の両方で汎用的に使用可能。

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マニュアルレンズではあるが、圧倒的な明るさ、ボケの面白さ、魅力的でした。

7. Viltrox 23mm f/1.4

• 対象: ストリートフォトやハイブリッド撮影(写真と動画の両方)に適している。
• ボケ: 背景をぼかすことも可能だが、ポートレートには長焦点距離レンズの方が良い。

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これも素晴らしいが、あんまり小さくはないね。

9. Sigma 30mm f/1.4

• ターゲット: シャープな画像や被写体の分離感を求める写真愛好家向け。
• 利点: 優れた低光量性能とオートフォーカス。

自分はこのシリーズの56mm所有してるし、正当、真っ当な選択肢の一つだ。

10. Sigma 18-50mm f/2.8

• 用途: キットレンズの代替として、ズームの汎用性を提供。
• 利点: ズーム範囲全体でf/2.8の一貫した絞り値を実現。
• 注意点: プライムレンズほどのボケや低光量性能は得られない。

めちゃいいと思うが、今回は単焦点狙いだったし、16−50mmのキットレンズは最強と思っている節がある。

今回リサーチして思ったこと

• 予算と品質: 手頃な価格でも高価なレンズに匹敵するパフォーマンスを発揮する場合が多い。
• プライムレンズ: ズームレンズよりも通常シャープで低光量性能が高い。
• 低光量性能: 絞り値(f/1.2, f/1.4)が広いレンズは、クリーンでプロフェッショナルな写真を撮影する鍵。

個人的に思ってしまったこと

  • 中華製レンズの猛追、追い越しが凄い。一昔前はシグマやタムロンがサードパーティ製のレンズメーカで純正には一歩劣るが安いってことだったと思うけど、最近はシグマ、タムロンは純正に匹敵、凌駕する場合があるが、純正メーカとも仲良く、協力して、補完しあってる感がある。その一方で中華メーカはなんか、ガチ、攻撃的な気がして、なんか、日本メーカを応援したくなってしまう。

  • やっぱり純正の方が長期的に見て、安心感がある

結論
 めちゃ色々リサーチして、いろんなレビュー動画を見まくったのに、結局遠回りして戻ってきたのはやはり純正のNikkor Z DX 24mm f/1.7だった。結局リサーチはなんだったんだーって気がするけど、やはり調べることは大切な過程だったと思う。

このレンズで撮影した写真を何枚か作例として載せておく。

ボケのなだらかさが好き
キリッとしてる
逆光耐性も悪くない
これでもかって、あきれるくらい寄れる

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