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備忘録日誌(8)\卵巣癌再発抗がん剤3クール目 →2週目の記録/

2022年4月22日入院 →翌23日退院

現在は退院から1日が経過した4月24日の朝です。入院中に一睡も出来なかったせいで、昨夜はよく寝てスッキリした目覚めです。現在は午前8時。30分ほど前に吐き気止めのステロイド剤「デカドロン」を服用しつつ様子を見ており、朝食はまだです。今期は食欲不振よりも食欲過多に悩まされそうな予感。食欲がバグってます(>_<)

■3クール目に入ってから爪の変色(黒ずみ)が目立ち始めています。

2022年4月22日 入院 抗がん剤治療初日

病棟へ入るには毎回のPCR検査が必要な状況が続いています。保険が効かず実費払いですから、無駄な検査の実施を避けるため今回から、来院してすぐに入院せず外来を挟むことになりました。血液検査の結果により、白血球の数値が低い等の理由で治療を延期する可能性があるからです。この場合、PCR検査を経て入院し、そのあと血液検査の結果がNGとなれば検査代が無駄になってしまいますから考慮してくださるようになりました。

今回、血液検査を無事通過して本日治療を受けられると確定したのち、病棟でのPCR検査も陰性で入院となりました。

前日の夜から悪寒と節々の痛みがあり、熱も36.8分ほどあったので、もしかして? 疑惑があり、もし熱が上がってしまったら来院できないなと考えていたのですが検査が陰性でひとまずホッとしました。単なる抗がん剤治療の副作用だったようです。

抗がん剤治療の各クール1週目はパクリタキセルとカルボプラチン(TC療法)2種類を点滴するため時間がかかり、副作用も強めです。2週目と3週目はカルボプラチンだけですから時間が短く、個人差はありますが副作用も比較的楽かも知れません。

抗がん剤治療が始まりすぐにお昼ご飯が運ばれ点滴しながら頂きました。食欲旺盛です。点滴が終わり、あとは夕飯を待つだけでしたが、食欲を抑えきれず院内の売店へ走り、おにぎりと菓子パンを買いました。夕飯前におにぎりを食べ、夕飯後に菓子パンを食べ……食欲が暴れております。

前日に手術を受けられた患者さんと同室でしたが、昼間よく眠っていらっしゃったせいか消灯後に絶えず寝返りを打ち、飲みものを飲んだりしておられたようで、ラウンドにまわってくるナースにも、昼にやる事が無くて寝ていなたら眠れないと訴えておられました。わたしは入院に備えて早起きし、昼寝もしていなかったです。神経過敏な質で、影響を受け一睡もできず、正直しんどかった😂 睡眠不足が倦怠感を連れても来ますから、何か対策は無いものかと憂えております。

2022年4月23日 退院 抗がん剤治療2日目

退院時には前回も今回も、喉がカラカラに渇き、帰りのタクシーを予約し病院の待合室で待つあいだ我慢できず自販機でスポーツドリンクを購入する程です。そして2日目も昨日ほどではありませんが喉の渇きがあり、レトルトのスープやコーヒー、麦茶など積極的に飲んでいます。

手足の浮腫みが気になりだすのも、このタイミグが多いです。2日目になると味覚障害が顕著です。

胃のつかえ感や軽い吐き気、そして倦怠感ありますが午前中は割と元気な気持ちで過ごすことができました。午後になるにつれ倦怠感と眠気が増して、横になりはしなかったですが机の前の椅子に腰かけボーっとしてばかり。食欲はあるのでしっかり食べて、早めに就寝しました。

2022年4月24日 抗がん剤治療3日目

過食症モードが少し落ち着いてきました。吐き気が少し強くなってきました。倦怠感が日増しに強まっていますが、遅くなり過ぎず起床。

前回の治療では食後の胃痛に悩まされましたが、今回は胃痛対策の薬を処方してもらい毎朝1錠服用しているので、かなり楽です。ランプラゾール錠というもので胃酸を抑える作用があります。わたしはカフェイン等の刺激に弱く、胃酸過多の傾向にあるので、この薬が合っているようです。病棟薬剤師さんが一緒に考えて下さるので心強いです。

きちんと食べて早めに就寝。やはり遅くまで起きていることは難しいです。けれど気分が良かったので昼間は少し断捨離に取り組みました。

2022年4月25日 抗がん剤治療4日目

あれよあれよと4日目に突入。倦怠感が増してきているので、朝起き上がるのが少々大変でした。今朝の食欲も落ち着いています。スープを飲んだら食欲が湧いてきて、ビスケットと菓子パンも食べました。昨日飲み残したノンカフェインコーヒーを1杯と、久しぶりにクエン酸のお湯割りも飲みました。

今回も飲食がしっかり出来ているので、緊急入院などになる心配は無さそうです。

ときどき猛烈に肉を食べたくなるので、下味をつけカットし、後は過熱するだけの状態にして鶏むね肉を冷凍してありますが、倦怠感が強いとそれすらも面倒。まずスーパーで下処理・下準備の必要な食材を購入する意欲が湧きません。元気なときには健康と節約のために難なくやっていた事ですが。今回の買い出しではウインナーとナゲットを購入しました。レンチンだけでお肉が食べられる方式を採用🍖 サラダチキンなんかも良いかも知れませんね。わたしはガッツリ食らいたい派なのでサラダチキンでは満足しませんが😂

午後は、昨日から食べたいと思っていた納豆チャーハンを作って(レトルトご飯を炒めた)、ウインナーとレトルトの味噌汁と食べました。食後にはウメのジュレを飲み。そのあと喉が渇いて無印良品のインスタントルイボス・チャイを飲みました。日頃からカフェインを極力控えています(本当はコーヒーや紅茶・緑茶が大好き……)。

喉の渇きとホットフラッシュ(更年期障害)が頻回です。

2022年4月26日 抗がん剤治療5日目

倦怠感があり、おふとんの中で少しのあいだウダウダしてしまったけれど、良い気分で目覚めてカフェインレスコーヒーを淹れました。

ハンドミルを持っていますが、今朝は粉から淹れました(^^ゞ
カフェインレスの粉と豆を常備しています。

入院当日の朝を最後に、排便ストップしています。退院日から酸化マグネシウムを服用し続けているので、腸はどうにか動いていてガスを出してくれています。もう数日で排便できるかな?

(5)酸化マグネシウム(330㎎)特徴・効果・用量・即効性は?
現在も排便コントロールのために潤腸湯を1日3回服用しています。コンディションが変化したせいか以前よりも便秘がちで、酸化マグネシウム(330㎎)を併用し始めました。
酸化マグネシウムは、ぜん動運動をうながすタイプの便秘薬とは異なり、腸の水分をコントロールする作用のものですから腹痛が起こりにくい特徴があります。1日3回・2錠ずつ服用するのが基本ですが、体質に合わせた調節が必要です。
わたしの場合1日3回・2錠ずつの服用では2~3日後から下痢をしました。我慢できない程の便意で、泥状や水状の便が出るので安心して外出や就寝が出来ませんでした。その後、調節を繰返して現在は1日1回・1錠に落ち着いています。3~4日置きに中量程度の排便というペースで少々物足りないですが、これ以上の量を服用すると途端に下痢をするので、現状をキープします。

便秘や過敏性腸症候群に効く漢方は? 「麻子仁丸料」「潤腸湯」 | スプーン1杯分の魔法

この情報も少々古くなりました。まずわたしの場合、1日3回などに分けてチマチマ服用すると効き目が感じられないです。ですから1日量を一回にまとめて服用すると決めました。(体質によりますから、ご自身での調整が必須です、お気をつけてくださいね)

そして酸化マグネシウム(330㎎)を2錠では足りず、3錠に増やすと下痢が酷いので、現在酸化マグネシウム(250㎎)に処方を変更してもらいました。通常時(抗がん剤治療点滴を受けていないとき)は1日3錠でちょうど良い感じですが、抗がん剤治療で腸の動きがストップしている今は1日4錠を服用継続し、排便待ちをしています。

酸化マグネシウムでも排便がうまく行かない場合には即効性のある漢方薬か、やはり下剤に頼るといったところでしょうか。排便の際にできるだけ腹痛を軽くするために、水分を多めに摂りながら、楽に過ごしたいですね。

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▼お腹が痛くなる系ですが、こんなのもあります。▼

癌にかかる以前、愛飲していました。

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夕方以降は気持ちが塞いで、夕飯のあと歯を磨き19時台に就寝へ。過食症モードのせいかも知れません。今は癌と勝負のときですから、食べられないよりは食べたほうがいいと分かっています。抗がん剤治療を継続するためにいちばん必要なのは、患者自身の体力と気力ですから💪

2022年4月27日 抗がん剤治療6日目

筋力の低下が顕著。サボっていた筋トレを今朝から再開しました。横になったままできるメニューからスタートさせることで、起きるついでの習慣化を狙います。

身体を動かすってやっぱり気分がいい。その流れで簡単な掃除(フローリングワイパーを使って)と換気も出来ました。

丁寧にかき混ぜたホットココアも美味しい。今日は心身の安定をはかる一日にしよう。友人からスープの追加が届く予定。わたしが美味しいと気に入っ
たので、ふるさと納税で追加注文してくれたのです。


こうして自分自身の身体に、そして友人に、医療チームに支えられながら生きています。わたしも生きている限り、感謝を循環させたい。

【今週の大変な症状】過食・ホットフラッシュ・浮腫み・喉の渇き

■爪の黒ずみが目立ってきた

・空気の乾燥がやわらいできた分、肌トラブルは減少傾向
・気温が上がり、痺れ・冷えによる痒みも減少