5/9菜園16日目 おばあちゃんの畑

雨予報により毎朝のルーティーンになっている水やりもせず、のんびりとした朝を過ごしていたのだけど、一向に降る気配がない……お昼から出かける予定だったので、念のため軽く水やりをしておいた。ポット苗はまだしも、畑なのに過保護すぎるのかな?

一時間後、雨が降り出した。シトシト弱い雨。人間にも植物にもちょうどいい潤い!

ノートを開いて畑の計画。色々な作物の苗を植え、タネをまき、ポットで育てているものも入れると、意外ともう場所が残っていないことに気づく!あんなに広い畑だったのに、いざ畝ができると小さく感じるし、今は砂漠のような土だけど、野菜が成長すると緑でモコモコになるんだろうな〜!

午後、久しぶりに隣町(と言っても家から車で50分)に一人で住む祖母の家を訪ねた。御年87歳のばあちゃんは、未だに畑を一人でやっている。昔一年半ほど居候をさせてもらった時に、畑の打ち方、畝の作り方など教えてもらった。もっと昔、子どもの頃には、ばあちゃん、じいちゃんが畑をしている横で夏休みの楽しい時間を過ごした。

今、畑を実際に始めた私は、これまで以上に畑や野菜に対して敏感になっている。ばあちゃんがどんな野菜をどんな風に育てているか、目を皿のようにじっと見て回る。発芽したばかりのゴボウの芽がどんな形か、人参の葉は?ナスの育ち具合は?

畝の肩から小さく芽吹いていた、野良生えのシソを分けてもらった。うちの畑の、タネを蒔いても一向に発芽しないシソの畝に移植しよう。ばあちゃんがタネから育てた中玉トマトの苗、余っていたビーツのタネももらった。ばあちゃんはビーツのことを名前ではなく「泥臭い野菜」と呼んでいたけれど。

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【早速、シュロ's FARMに移植したシソ】

帰りには、新玉ねぎ、春キャベツ、春大根、スナップえんどう、お隣さんの作ったほうれん草をどっさりもらった。夕食は春野菜のスープ。塩とコショウ、ドライトマト、ベーコンを合わせるだけで、野菜の甘みが広がった。

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