息が苦しいんだ
生きることは出口のないトンネルみたいだ。
日々を過ごすことは苦しみと痛みばかりで、暗闇に飼い慣らされている。ほんの少しランプの明かりが頬を照らすけど、いつか消えることを知っている。
歩くことの意味が分からずに、前へ進んでいる。どっちが前なのかも分からず。
立ち止まって横たわって目を瞑れば、いつかこの命も終わるだろうと考える。
否そもそも、出口が終わりなのか。
なぜ出口を探しているのか。
分からない、全てが混乱する。
気持ちはぐちゃぐちゃだ。
生きるのか、やめるのか、グラグラしている。この波が終わる日があるのか、それとも息絶える日まで続くのか。誰も教えてくれない。
少し空気が変わった気がした。
いつか消えるかもしれない炎は少しの明日を照らす。
僕はまだ、このトンネルを歩いている。
馬鹿みたいだと思って 時に足を止めながら。
それでも歩き始めながら。
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